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Archive for July, 2010

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日本国内で英語スピーキングを鍛える方法

【そして教室内で英語を正しく発音すると、爆笑が起こるあの空気は一体どこから来ているんだろう?あれって本当に何なんだろう。でも、あの空気も英語教師が外国人なら生まれないだろうなと思います。なんせ爆笑される英語じゃないと通じないんだから。どうなっているんだ。】

上記は多くの方から反応をもらった僕のtweetです。未だに多くの学校でそういった意味不明な実態があるからこそ、何回もRTされたりファボられたに違いありません。学校でスピーキングを鍛えられないなら、自分で鍛えるしかない。じゃぁ、具体的にどうすればいいの?ということで、まずはこのビデオをご覧下さい。

3つのポイントをまとめると、

  1. 自ら英語環境作ること
  2. 自ら英語で思考すること
  3. 自ら積極的に英語を使うこと

となります。彼の日本語を聞いていても察しがつきますが、これらは10年以上にもわたる日本語学習経験から生まれた貴重なアドバイスです。問題は、日本国内でこの3つを実現するのが難しいということです。ということで、もし僕が留学前に戻れたらどのようにしてスピーキングを鍛えるか考えてみました。

1/日本に存在している外国人グループの輪に入る

これが一番効果的でしょう。言語学習には強い強制力が必要です。外国人の方を目の前にすれば、英語で考え、英語で話す他ありません。外国人の集まるBar、国際交流パーティー、英会話教師の持っている外国人ソーシャルグループへの参加、Language Exchangeなど、日本国内でも探せばいくらでも英語を喋れる場所はあります。そうした環境に自ら足を運び英語環境を増やしていくことで、半ば強制的に英語を実践する機会を作り、英語で思考する訓練を実践的に行うことが出来ます。

具体的な例で、僕は留学経験無しで英語をネイティブ並に話す高校生を知っています。僕の人生で、海外に行ったことすらないのに英語をペラペラに喋ることが出来ていたのは彼だけでした。彼の方法はとてもユニークで、英会話教室に通うだけではなく、英会話教室に半ば強引に住む、というものでした。住むといっても、高校の授業が終わって英会話スクールが閉店するまでの間、ずーっとスクールの交流場所みたいなところに居座ってるだけなんです。休憩中の講師に話しかけまくって、話しかけまくって、話しかけまくっていました。とてもフレンドリーな彼は、その教室の名物生徒でもありました。

ちなみに僕は留学前に外国人の集まるbarに行って話しかけたり、英会話教室が主催する国際交流会に参加したりしていました。そうした場に参加することはモチベーション維持に繋がったりもしますし、自分のレベルをチェックする試金石にもなるのでオススメです。

2/瞬間英作文で基礎力を固める

瞬間英作文という本で紹介されているメソッドはプロの翻訳家を目指す人達が行うトレーニング内容に似ています。英語の会話はほとんど神経反射的なもので、いちいち文法がどうのこうのと考えるようなものではありません。この本では題名の通り、瞬間的に英語で反応するための訓練を効果的に行うことが出来ます。僕も留学当初に使い、確かな効果を体感しました。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
森沢 洋介
ベレ出版
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おすすめ度の平均: 4.5

5 シンプルかつ実力のつく一冊
5 この方法は正攻法です
4 大変効果的ですね!
5 効果は絶大
4 簡単だから楽しい

3/日本語TVを観るのを辞めて、全て英語TVを観る。

Huluというテレビサイトをご存知でしょうか。「Watch your favorites. Anytime. For free.」という宣伝文句通り、米国で放送されているテレビ番組を無料で見ることが出来ます。米国のテレビ番組もオンライン化の流れが活発ですが、こういったサイトを上手く利用すると本格的な英語環境を手軽に作り出せます。

4/Dragon Naturally Speakingというソフトで英語発音を矯正する。

アメリカでは音声入力ソフトとして有名なDragon Naturally Speakingシリーズは、イヤフォンを通して発した英語音声をかなり高い精度で文章化することが出来ます。日本国内で英語の発音を学ぶ場合、最も重要なのがネイティブスピーカーの発音チェックでしょう。いくら舌や口の形を覚えて練習してみても、それがネイティブに通じるかどうかはやっぱりネイティブにチェックしてもらうしかない、というのが今までの常識でした。しかし、上記のソフトはネイティブが理解できる範囲の発音であれば、正確に認識することが出来ます。これは言い換えれば、日本の英語学習者が自分の発音を「ネイティヴスピーカーレベルで」しかも「文単位で」チェックすることができるということです。

また比較的早いスピードで文を喋っても文章化できる点も重要です。英語は基本的に文単位で喋るので、単語レベルで正確に発音できても、繋げて文にすると発音できない事が多々あります。よって、文レベルでの発音チェックが出来るこのソフトを利用すれば「ネイティブスピーカー抜きで」実践的な英語発音を磨くことが出来るのです。値段は数万円しますが、日本国内ではネイティブスピーカーに習って高いお金を払わなければ実践的な発音を身に着けることが難しい現状を考えれば、安い投資と言えるのではないでしょうか。(※日本語版windows XPでは正常に動作しないという報告があるようです。)

Dragon NaturallySpeaking Standard 10.0, US English


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積極的ホームステイ先探しのススメ

Cooking classes

留学する際に積極的な態度でホームステイ先を選ぶのはとても大切です。【住】は生活三大要素/衣・食・住の一つなので、住宅環境はアメリカ生活を有意義なものに出来るかどうか大きく左右します。またアメリカは日本と比べると住居トラブルがとても頻繁に起きる国なので、積極的な態度で滞在場所を選ぶ必要があるでしょう。僕は現在まで約2年間ホームシェアをしながらアメリカに滞在していますが、ホストファミリーを選ぶ際に最も重要視したことがあります。

それは「日本人の事が大好きなホストファミリーであること」です。日本人が好きなホストファミリーの方達と住むと素敵なことが沢山あります。主な例を挙げると、

  1. 日本好きなアメリカ人の方は丁寧・親切な性格の持つ主であることが多い。
  2. 日本文化トークで盛り上げれる。
  3. 情報提供してもらえる可能性が高い。

【1】日本好きなアメリカ人は丁寧親切な性格の人が多い/日本人好きなアメリカ人の方はとても丁寧で親切な性格の方が多いです。日本の律儀な精神や相手を尊重する文化に魅せられて好きになる方が多く、とってもウェルカムな雰囲気で迎え入れてもらえます。

【2】日本文化トークで盛り上げれる/最初の英語に慣れていない段階でも、日本の文化についてのトークで盛り上がる事ができます。相手が母国のバックグランドを知っていると親近感が沸いて打ち解けやすいです。

【3】情報提供してもらえる可能性が高い/日本好きなファミリーは過去に日本人留学生を受け入れている可能性が高く、不慣れな現地でも日本の飲食店やマーケットについての情報を提供してもらえたりします。

といった具合に色んな面でとても助かります。他に僕の場合で言えば、立派な木製の勉強机や本棚、そして高価な低反発マットレスなどの生活備品を無償で提供してもらったり、三種類の新聞と定期購読しているNatural Geographicという雑誌を読ませてもらったりしています。

これは後から気付いた事ですが、多様な人種が住む地域で留学生のホームステイ受け入れをしている家庭は、過去に様々な国からの留学生を受け入れています。その経験から、どの国の留学生を好むかという嗜好が固まっていくようです。日本人が好きというホームステイ先は、過去に日本人留学生を受け入れ彼等と交流した経験から、日本人や日本文化に魅せられるケースがとても多いようです。もしそういった家庭に恵まれた場合、前に住んでいた日本人の方に感謝するべきでしょう。また、現在ホームステイをしている方は、後に留学してくる日本人留学生が快く受け入れてもらえるような滞在を心がけて欲しいなとも思います。

また、良くしてもらうだけではなくお返しをすることも大切です。例えば僕は、

  1. ホームステイ先の奥さんが煙草アレルギーということで、完全に禁煙しました。
  2. 旦那さんがアルコール嫌いということで、ほぼ禁酒しています。
  3. 週に1度キッチンとバスルームを自主的にルームメイトと交替で掃除しています。
  4. 僕は比較的パソコン関係に強いので、自宅でのネットワーク回線やパソコン機器等を管理したり、PC全般の使い方を夫妻に教えたりしています。

Give&Takeの精神はホームステイに欠かせませんが、The Wisdom of Crowds – JPHost Familyを選ぶ際にこだわったこと。という記事中で、とても参考になるホームステイ先の選び方について説明されています。とてもスマートな方法だなと唸らせて頂いたので併せて読まれることをお薦めします。以下、文中より引用。

私がHost Family先を選ぶに当たって条件を挙げたのは下記の2項目です。

  1. 食生活に気を使っていること。極端に肥満していないこと。
  2. 本棚が充実していること。

ただし、相手側に要求するだけでなく、以下の条件について私は承諾しています。

  • 酒・煙草は全く嗜まない。
  • 食べ物で好き嫌いは全く無し(不味いものは嫌いですよ)。
  • 子供・お年寄りと暮らすのも大丈夫。

食事を提供してもらう形でホームステイする場合は、確かに肥満体型の家庭を避けるのは重要でしょう。海外では肥満体型の人達を自らをマネジメント出来ない人と評価する傾向があります。また、有意義な人間関係を築くという意味で、教養ある家庭にお世話になるというのも素晴らしい方法です。そうした家庭の探し方として本棚に着目しているところがとてもスマートだなと感じました。

事前に上記のような条件で滞在先を絞っていくのはトラブルを避けるという意味でもとても大切です。こう書くと少し言い方が悪いですが、ホームステイ受け入れをただのビジネスと捉えている家庭もあります。こうした意識しかもっていない家庭に当たると、待遇は必要最低限しか期待できず、家賃は比較的高めに設定され、良好な人間関係を築けず、最悪の場合はトラブルに発展するケースも多くあります。

以上のようにホームステイ探しで重要なことを書きましたが、僕は他にもホームステイ体験から様々なことを教えてもらいました。それらは現地生活に欠かせない知識、英語の言い回し、アメリカ情勢、現地の人達との付き合い方まで様々です。これは1人暮らしでは得ることの出来なかった経験でしょうし、様々な国からやって来るルームメイト達との交流もとても刺激的です。これからホームステイをされる方は是非積極的な態度で滞在先を探し、素敵な思い出となるような体験をして欲しいと思います。


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Creative系学生の仕事探しつれづれ

数年前まで、JournalismやArtを専攻している生徒は皆一応に黒いカバーをつけたA3版くらいのPortfolioを作るのが普通のことでした。Portfolioとは今まで自分が携わった作品を集めたファイルのことで、Design専攻であればロゴデザインや雑誌の見開きを含めたりし、News/Editorial専攻であれば今まで自分が書き上げた記事などをアーカイブしたものとなります。当時は紙媒体のPortfolioを持っていないイコール真面目に仕事探しをしていないということで、周りからはずいぶん責められるような時代だったそうです。

ところがぼくたちの世代は、仕事を探す時点からほとんどすべてがデジタル。Portfolioも仕事に応募するためのメールに.pdfで添付するか、Portfolio WebsiteのURLを加えるのが一般的になっています。特にCreative系の学生は基本的にResumeが重要視されないので、自然とPortfolio Websiteに力を入れることになります。いいWebsiteが出来れば、HTML、CSS、Javascriptなどの理解度を示すにも一石二鳥。論より証拠、というわけです。自分でイチからデザインするのがあまりに手に余るようであれば、CarbonmadeCargoなどのサービスを利用して、別に購入したドメインを繋げるというテもあります。

どちらにせよ、Websiteがない、というのはCreative系の学生たちにとって大きなマイナスです。同時に、blogがないというのも応募する仕事によってはかなりのウェイトを占めてきます。自分好みのDesignをスクラップしないDesigner志望や、日記すら書かないWriter志望は企業にとってあまり魅力的とはいえません。blogに関しては、忙しい日々の中で更新するのは難しいことですが、自分の志望する企業のCEOのblogにコメントしてみたりTrackbackしてみたり、そういう細かなことが雇用にプラスになることが、実は結構あるんだそうです。ちょっと脱線しますが、Googleをうまく使って有名なAdvertising Agencyに仕事を貰ったCopywriterもいます。ものはやりようです。

仕事探しに関係してもうひとつ大事なのは、Social Media上でのふるまい。SOJC (School of Journalism and Communication)で教授達が口を酸っぱくしてぼくたちに説いたのは、最近の人事担当はSocial Mediaを使って、応募してきた学生のバックグラウンドチェックをしているということ。だからPrivacy Settingの見直しやアカウントの整理は頻繁にやり、どのSocial Mediaかに関わらず何かをポストする前には誰に観られても困らないモノかどうか、ちゃんと考えること。なかなか怖い話ですが、逆に言えばTwitterにポストしているコンテンツが絶好のアピールポイントになる可能性もあるということで、仕事探しを始める前の段階から思いを巡らすべき、とも。

例えば、どんなにResumeが素晴らしくても、どんなにPortfolioの完成度が高くても、例えばFacebook上では教授やクラスメートの悪口ばかりだとか、酔っぱらっておかしなことをしている写真ばかりしか載っていない人を雇う可能性は低くなるでしょうし、同様に、Social Media Strategistの仕事に応募しているのに、Facebookはほとんど使わず、最後のTweetは数ヶ月前、という人は仕事に向いているとは言えません。ここには、ネットで使う実名の問題も絡んでくるのですが、これについてはまた今度。

そういった教えをちゃんと守った(はずの)結果が、ぼくの今のPortfolio WebsiteでありFacebookでありTwitterです。ぜひあら探しをしてみて下さい。


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優秀な移民達が切り開く国際的な可能性


<画像/APRIL 24TH-30TH 2010 “The Economist -32pg”より引用>

“The Economist”という雑誌から、個人的に面白いと感じた記事を紹介します。【The hub nation / Immigration places America at the centre of a web of global networks. So why not make it easier?】はこんなパラグラフから始まります。

IMMIGRANTS benefit America because they study and work hard. That is the standard argument in favor of immigration, and it is correct. Leaving your homeland is a big deal. By definition, it takes get-up-and-go to get up and go, which is why immigrants are abnormally entrepreneurial. But there is another, less obvious benefit of immigration. Because they maintain links with the places they came from, immigrants help America plug into a vast web of global networks.

シンプルに意訳すると「移民は非常に良く学び、良く働くので、アメリカにとって有益だ。それは生半可なことではなく、故に彼等は非常に実行力がある。だが、移民/移住の利益は他にもある。それは彼等がアメリカと母国の架け橋となり、グローバルなネットワークを築き上げるという点である。」という感じでしょうか。

この記事でメインに語らているのは移民がもたらす副次的な利益、つまり世界中にネットワークを作り上げる貴重な移民の役割についてです。それは上記の画像で描かれているように、一つの国に各国の情報・人材・資源などが行き来する架け橋のように機能します。そういった視点から見ると、優秀な移民は両国に利益をもたらし、国際的な発展を促す者として捉えることが出来ます。

そして文中で二人の起業家のユニークなパートナーシップ例が紹介されています。自らを “Peruvian by birth; Texan by choice”と説明するAndres Ruzo氏は、19歳の時にアメリカに移住しました。その後エンジニアリングを学び、北アメリカで起業し、母国である南アメリカに事業を拡大する為にパートナーを探していました。同じ頃、Vladimir Vargas Esquivel氏は南アメリカから北アメリカにIT系の事業拡大を図っていました。ビジネスのパートナーシップにおいて信頼は重要な鍵ですが、加えて二人のルーツは共通しているのでお互いを深く信頼することも出来たそうです。二人は完璧なマッチングだったのです。そして彼等の会社は年間何十億を稼ぐ規模に成長していて、さらに国際的な発展を遂げようとしています。

さらに面白いのが、会社の公用言語は必ず英語であるべきだと力説している点です。彼等はお互いに母国語であるスペイン語で日常会話を交すそうですが、現在10カ国以上にある各社内の言語は英語に統一しているのです。そして、彼等の国際展開するなら社内の使用言語は英語であるべきだという力強い主張は、最近の国際的日系企業の傾向にも通じるところがあります。

記事の最後の方には、シリコンバレーの移民達が紹介されています。University of California, Barkeleyの調査にによれば、シリコンバレーに住む科学者/エンジニア系のChinese・Indian移住民は、50%以上の割合で情報やビジネス機会を母国にシェアしているそうです。シリコンバレーと言えば最先端技術ビジネスの地域です。その恵まれた環境から新鮮で鮮度の高い情報を随時シェアできる国は、そうではない国と比べ、相当なチャンスに恵まれていると言えるはずです。

優秀な移民は両国に国際的な利益をもたらすことが出来る、というのは僕にとって新しい視点でした。頭脳流出という観点から問題視される傾向がある一方で、各国のソフトパワー向上に貢献しているという事実もまた大きいと思います。個人的には英語を用いることでしか達成することの出来ない領域や、移住という選択肢が秘めている可能性について改めて考えさせられる記事でした。


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21の英語アクセント

Amy Walker does a little tour of 21 accents in 2 1/2 minutes. From the UK and Ireland to Italy, Germany, Czech Republic, Russia, France, Australia, New Zealand, and around North America.

これは面白い!と思ったのでご紹介します。上記のビデオではamiablewalkerという女優の方が、欧米各国21の英語アクセントを一人で披露しています(+独語仏語)。彼女の技術ももちろん凄いんですが、そもそも欧米圏だけで21もの英語アクセントがあることに気付かせてくれるという意味でかなり貴重です(第二言語として英語を利用している国も含め)。日本語にも地方によって様々な発音や訛りがあるように、英語にも各国・各州ごとに独特の言い回しや訛りがあります。

例えば僕の場合、先日「ra-miの英語はすっかりCalifornia Englishだね」と言われて少し驚きました。自分ではほとんど気付いていませんでしたが、どうやら2年間の間に少しつづカルフォルニアの言い回しが身についていったようです。この地域では1つの例としてkind of~やlike~を多様する傾向が高いのだとか。

よく言われるアメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語という英語分類は大雑把過ぎるように感じます。たまに日本の地方に住む外国人の方がすっかり訛った日本語を習得していたりしますが、あれと同じ事が海外でも起こりかねません。海外に留学したり現地に長期滞在する時は、その地域のアクセントを良く調べましょう。特に将来英語を何かの用途で活用したい方は、出来る限り標準語に近い地域を選ぶべきではないでしょうか。


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英語を学ぶ動機は国それぞれ

Saturday Kids Club
昨日「まだ10代のブラジルの子達が凄く流暢な英語を喋るから本当に驚いた!」と、僕とLanguage Exchangeを行っているCeresが喋り始めました。彼女は仕事でブラジルの子供達に英語を教えていて、彼等がネイティブのような英語を話すのでとても驚いていたのです。しかも、子供達の方がアメリカのテレビ番組についてあまりにCeresより詳しいので「なんでそんなに詳しいの?」と聞くと、子供達は「アメリカの番組をブラジルでたくさん観れるからだよ!」と答えたそうです。しかも字幕無しの生英語で放送されているのだとか。また、Ceresが「子供達に英語学習のモチベーションは何?」と聞くと「良い仕事につけるから!!」と勢いよく返事が返ってきたそうです。10代の子供達が、良い仕事に就きたくて、自らの意志で英語を学んでいる。これを聞いて僕は、またか、と思いました。

何が「また」なのかと言うと、日本には存在しないモチベーションを知ることに対しての、「また」です。僕はカルフォルニアに留学してから、人種のサラダボールの恩恵を受けて、様々な国の人達の英語学習に対する背景を知る機会に恵まれました。そして英語を流暢に扱える異国の人達は大抵「英語を学ぶ必要性」に迫られていたりします。それは母国語の未成熟度から来る成熟された英語という言語への信頼であったり、貧困が生む学びへの飢えであったり、移民ゆえの宿命であったり、シンプルに母国よりも米国に住みたいからであったりと様々です。いずれにしても、彼等の動機は何となく学びたいではなく、何としても学ばなければという想いが強い印象があります。学ぶ動機が深いのです。一方で、こういった必要性は日本にはあまり存在していません。何故かというと、英語を喋らなくても生きていけるから。僕はこの考え方は危険だと考えていますが、こういった雰囲気が蔓延している限り、日本全体の実用的英語力は上がらないんじゃないだろうかとも感じるのです。


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「大型スーパー」と「100円均一」に見る移民大国カルフォルニアの現実、そして日本という国

2009 Amgen Tour of California Prologue

僕の週末の日課は、近所の100円均一でひと通り食材を揃え、他を補うために道路を隔てて向こう側にあるスーパーへ行くというもの。そして僕は毎週末に必ず「貧困の地」から「裕福の地」へと行き来しているような不思議な感覚に襲われます。貧困の国は100円均一(99cent shop)で、裕福の国は大型スーパー(Smart&Final)。私にはこの二つの店を隔てる大きな道路が、まるで二つの国をわけ隔てている国境のようにすら思えるのです。日本人だからこその感覚なのでしょう。それは決して大袈裟ではなく、日本国内では想像を絶するような格差社会が、そこにはあります。

僕が利用している99cent shopの客層8割以上が低所得層の移民であり、彼等は「生きるため」にこの店を利用しています(残りの2割は私のような節約留学生や、特に生活には困っていないけど節約したい主婦など)。初めてこの店に来たとき、それはもう衝撃的でした。外には必死に物乞いを行うホームレスが居て、店内は雑然とした空気が漂い、品揃えは日本の100円均一に比べると格段に悪く、店内に居る客達からは英語「以外」の言語がどこからともなく聞こえ、店員もみな移民と思われる人達ではありませんか。カルフォルニアは地域や店がそれぞれの人種感覚を漂わせていますが、この99cent shopはまさにヒスパニック/ラティーノで成り立っている店だったのです。

一方、大きな道路を隔てで向かいにあるSmart&Finalの客層の人種構成は白人・黒人・アジア人まで多種多様です。大きく異なる点は、みんな身に着けているものが並以上であり、使用言語がほぼ英語であるということ。この大型スーパーは非常に綺麗で、品揃えも豊富で、店員の対応もしっかりとしています。

この著しい差を生んでいる一番の原因は何か?と、Host Momに尋ねたことがあります。返ってきた答えは「ACADEMIC LEVEL」学歴でした。今、アメリカで学位を持たない人が単純労働以外の職に就くのは非常に困難なのだそうです。移民達の中でもお金を持たない者は大学に通うことが出来ず、残された選択肢は単純労働のみです。そしてそこから這い上がるのは、日本に比べると非常に難しい現実があります。また、カルフォルニアには不法滞在移民も数多く居ます。特にメキシコ経由で不法に国境を潜り抜けカルフォルニアに移り住んでくる移民は後を絶ちません。彼等は公に働く権利を持っていないので、不法日雇いの仕事をしたりしてなんとか暮らしています。彼等の大半は英語を読むことすら出来ないので、アメリカで出来ることも自ずと限られてきます。学校に通ったことすらない人達が沢山いるのです。日本で学校に通ったことの無い人に会うのは非常に難しいですよね。

また、アルバイトで稼いだお金を、ブランド物・ファッション・その他の趣味などに大量に注ぎ込む若者達が居る国は本当に稀なのだという事実をどれだけの人が自覚しているでしょうか。アメリカで学生のアルバイトと言うと、学費を稼ぐためであったり生活費を稼ぐためである場合がとても多いです。そして日本にはフリーターという言葉が根付いていますが、それは日本に正社員以外の人材を雇ってまかなえるだけの経済力があるからです(現在の日本経済はフリーター層に大きく依存する企業経営スタイルであることも大きな要因の一つとなっています)。学生達は新卒採用されないとまるで人生が終わったかのような文句をよく聞きますが、アルバイトでも十分に生きていけることに変わりはありません。日本ではフリーターでもある程度の水準を保ちながら楽しく暮らすことが出来ます。ただ、外の現実と比べることが無いので、多くの人がフリーター生活は不幸せなことだと思い込んでいるように感じます。しかし、こちらの低所得者層の人達が喉から手が出るほどに羨む自由な選択肢がまだまだ残っているのです。

とても印象に残っている会話で、僕が発展途上国からアメリカへ学びに来ている学生に「卒業後はアメリカで働いてみたいとも考えている」と言ったら・・・「なんで!?日本は十分豊かな国だから働き口なんでいくらでもあるでしょ?わざわざ第二言語を使わなければいけないアメリカで働きたい意味が分からない・・・」と真顔で言い返されました。僕はこういう日本の感覚を一瞬で覆されえるたびに、日本という国が世界的に見るととても幸せで平和な場所であることを、カルフォルニアに住んでから幾度となく思い知らせれました。そしてこういう事実に直面するたびに、社会格差・経済格差が生み出している問題について理解して、対応していかなければなと思うのです。(これは国ではなく地域・場所による、というご指摘を頂きました。有難うございます。)

以上のように、二つの国を比べ始めると大きな違いが浮かび上がってきます。そしてその違いがなぜ生まれているのかを考え始めると、お互いの国について少し深く理解できるようになります。また、両国が抱えている問題に気付くことが出来るようになり、新たな問題解決の方法を生み出すきっかけとなります。こうした新しい視点を得ることは留学経験や海外生活などから得ることが出来る一つの大事な資産だと思います。僕が上記のような体験をしなければ、この文章を書いて多くの方へ伝えようとすることも無かったでしょう。皆さんが海外に行った際にそこに広がる世界をリアルに垣間見て、感じ、想うことは何でしょうか。


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はじめましての挨拶ともうひとつの枠組み

赤にあまり意味はないのですが。

はじめまして。sitoです。ここは当然ra-miのblogですが、ちょっと参加できたら面白いよね、くらいの軽いスタンスでちょくちょくモノカキをすることになりました。ra-miとの縁やら何やら、これからいろんな話が出てくることになると思いますが、そういうことです。

すこしだけ自分のバックグラウンドを。ぼくは今年の6月、University of Oregonという大学で学士号(Journalism/Advertising)を取得し、来週からはオレゴン州ポートランドに引っ越してDesign Internとして働くことになっています。Portfolioやblog (日本語/英語)、Twitterなどあるので、興味のある方はぜひ。

世の中いろんな留学支援本がありますが、そこに載ってない、想定されていない、そもそもしちゃいけない、今までそんなことばかりの留学生活をしてきました。このblogでは、はぐれものの留学生として過ごしてきた5年間について書いていく予定です。

今のところのアウトラインは以下。よろしくお願いします。

★★ 留学準備編 (〜2005年6月)
★ 米国留学を志すまでに起きた主要な出来事
+ 小学生の自分とホームステイの受け入れ
+ 英会話学校の魔力
+ おかしな私立高校とTOEICスコア
+ オーストラリア海外研修と行き損ねたベトナム文化交流プログラム
+ 大学受験失敗とほんの少しの葛藤
+ 本腰入れての留学先探し/4-year College or Community College?
+ エージェントを使わない決断
+ 渡米

★★ 大学生活編 (2005年6月 〜 2010年6月)
★ Year 1 – 2 (Shoreline Community College | Seattle, WA)
+ ESL Placement TestとSummer Term
+ 一人暮らしをするということ
+ カルチャーショックと必死の生活
+ 英語力はどう伸ばす?
+ 1日1枚: 写真の練習
+ 夢と方向転換
+ ビバ自炊
+ Indie Musicとの出会い
+ 編入学のススメ

★ Year 3 – 5 (University of Oregon | Eugene, OR)
+ 大都市から田舎町へ
+ 3年生の新入生
+ School of Journalism and Communication
+ 出会いは突然に。Designの世界へ。
+ 100ページ超のResearch Paper: Info Hell
+ Advertisingを専攻にする勇気
+ Comfort Zoneはどこ?
+ 「こわい」人
+ International Student Associationのこと
+ Mills International Centerのこと
+ Optional Practical Trainingへの道

★ 旅行のこと
+ Chicago, IL
+ New York City, NY
+ Boston, MA
+ San Francisco, CA
+ Bryce Canyon/Yellowstone National Park
+ Vancouver, BC / Victoria, BC


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大学生活の下準備として語学学校を利用する方へ

Lincoln students Docs-4-a-Day 2010
僕が3ヶ月間体験した語学学校と呼ばれている施設について書こうと思いましたが、HALさんが運営しているブログ/The Wisdom of Crowds – JPに語学留学に関する重要な事柄は全て記載されているように思いました。以下、The Wisdom of Crowds – JP/米国体験記 : 目次 より引用します。

New York英会話学校

まず上記の3-1~3-6までを全て読んで下さい。語学学校という施設について重要なことをほぼ理解することが出来ます。

そしてこれらの有益な情報以外に僕が提供できるのは「大学生活の下準備としていかに語学学校を利用すべきか」という点だけですので、そのトピックに絞ってこの記事を書くことにします。これから大学・大学院留学を検討されている方に少しでも役立てばと思います。

僕がお薦めする大学留学下準備としての語学学校利用方法とは、語学学校を全てスピーキング能力向上の期間として活用するというものです。何故ならスピーキングが最も日本国内で習得が困難でありながら、スピーキングが出来ないのは大学生活で命取りになるからです。リスニング・ライティング・リーディングは日本国内でも十分に勉強可能なので、正規留学のための語学学校の場合はわざわざそれらを学ぶ必要は殆どありません。以下、この方法を実現させるために何が必要か詳しく説明します。

まず、本気で米国留学を考える方は、TOEFL合格基準点取得を留学前に日本国内で済ませてください。大抵のアジア人はSPEAKINGの点数の低さをWRITING, LISTENING, READINGセクションでカバーするという点数の取り方をします。それは仕方のないことです。まずは留学前に日本国内でWRITING, LISTENING, READINGを大学生活に適応できるレベルまで高め、それらでSPEAKINGをカバーする形でTOEFLの合格基準点取得を済ませてしまいましょう。日本を出発する時点で点数が合格基準点まで達しておらず、語学学校に通いながらTOEFLのスコアアップして、大学入学を目指すというパターンのインターナショナル生を多くみかけますが、これは私の留学経験も踏まえて長い視点で見ると時間と資源の無駄遣いなので避けた方がいいです。TOEFL合格点取得までは国内で達し、後はスピーキングを鍛えるだけという状態にしましょう。

次に目指すのは語学学校の上位クラスに振り分けられることです。語学学校には大抵の場合クラスのレベル振り分ける入学テストのようなものがあります。日本国内で十分にTOEFL対策をして基礎的な英語力を十分に備えていれば、高いレベルに入ることが出来るはずです。上位クラスには「英語を第二言語として流暢に喋ることが出来る外国人生徒」の割合が多いのです。

そして「英語を第二言語として流暢に喋ることが出来る外国人生徒」達と出来る限り多く友達になって英語を喋りまくります。(喋るのではなく、喋りまくるのがポイントw)私の紹介する方法の目的はスピーキング強化に全てを充てる点であり「彼等と英語で喋る機会を積極的に作って喋りまくる」ことが最も重要なので、語学学校の授業自体はハッキリ言ってしまえば二の次です。とにかく英語を喋ることに慣れ続けましょう。この数ヶ月間、出来れば日本語は使用しないように心がけます。

アメリカ人ではなく「英語をある程度まで流暢に扱えるインターナショナル生」達と英語を喋りまくるのは、英語に慣れる段階では非常に役立ちます。それには理由があり、彼等がどのように英語を簡略化しながら実用的なレベルで利用しているのかを学び、真似できるようになるからです。第二言語として英語を利用している人は差こそあれネイティブよりも簡単な英語を使います。僕は留学生が最初に目指すべきはその簡略化されつつしっかり通じる英語であるべきだと考えます。それさえ出来るようになれば初めの数セメスターで困る割合は確実に減りますし、それ以降は勝手に慣れていくでしょう。

以上のように、語学学校という決して安くない投資を、日本国内で対策可能なTOEFLなどに充てるより、日本国内では習得困難で大学生活には必須のスピーキングに充てた方が、遥かに語学学校の利点を生かした使い方であることは明らかなはずです。

ちなみに今だからこの手順が最も効率的だと言えますが、当時の僕はそれをあまり実践できていませんでした。僕は留学前は卒業制作でTOEFL対策に力を入れることが出来ないという「言い訳」をして、TOELF IBT対策を十分に行うことが出来なかったため、語学学校に通いながらTOEFLを勉強していました。よって上記の方法は1/2程度しか実践できず、後からとても後悔しました。そしていくつかのトラブルに巻き込まれて大変な思いをしました。特に大学の手続きミスで入学が取り消されそうになった時は一週間必死に学内を駆け回って、慣れない手続き関係の英語で毎日何時間も交渉し続けなければなりませんでした。英語によるコミニケーションが当時よりもっと円滑に行えていればそういう羽目に合うことも無かったかもしれません。

語学学校を有効に活用すると大学生活がより有意義なものになります。本当に2年前の自分にこの記事を読ませてやりたいですし、皆さんは僕のように無駄な遠回りをせず効果的に利用して欲しいなと思います。

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