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Archive for August, 2010

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文章で物事を説明するのに最適な英文理論構造<2>

Colums

ステップ2:トピックセンテンスの決定

トピックセンテンスとは、テーマを支える柱となる文です。テーマとトピックセンテンスが文章の骨組みを形成するため、英文エッセイ等ではこの2点を把握できれば主旨が大体理解できます。残り全ての文章はその骨組みを肉付けするために付け足されていくと捉えて下さい。

トピックセンテンスはステップ1で作ったテーマと連動します。テーマとは筆者が伝えたいこと、すなわち主張です。主張には裏づけが必要であり、その裏づけこそがトピックセンテンスとなります。よってトピックセンテンスは【何故「テーマ」なのか?】という文に対応する答えとなります。

ステップ1で作ったテーマを例にすると、【何故、「英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになる」のか?】となります。この疑問文に答える文がトピックセンテンスとなるわけです。例えば、「適切なテーマ設定をすることによって生きた文を書くことが出来る」「明確なトピックセンテンスはテーマを支える柱となって主張をサポートすることが出来る」「イントロダクション・ボディーパラグラフ・コンクルージョンを作ることで文体にリズムに乗せることが出来る」から、などといった具合です。

ではトピックセンテンス決定時に重要となる要素は何かと言えば、強度と均一性です。

主張を支えるトピックセンテンスにはそれぞれに強度があります。あるトピックセンテンスは主張を強力にサポートしますが、あるトピックセンテンスは主張を微力にしかサポートしません。例えば僕の友人が「今日ra-miは大学を休むだろう」(テーマ/主張)と言ったとして、「何故なら昨日ra-miは徹夜して今頃寝ているだろうから」(トピックセンテンス/根拠1)と「何故ならra-miは昨日に日本へ帰国したから」(トピックセンテンス/根拠2)では、根拠2の方が圧倒的に説得力があります。そしてこれはトピックセンテンスにも同じ事が言えるのです。

トピックセンテンス決定の際には、出来る限り多くの選択肢を出すべきです。ブレインストーミングするも良し、マインドマップで拡散させるも良しです。とにかく思いつく限りのテーマに対する【解】を書き出し、その中から最も強力と思われるものをピックアップします。ピックアップする数は書きたい文章の長さによって変わってきます。これに関しては次のステップで詳しく説明しますが、選択したトピックセンテンスの数だけ段落が増えることになります。

次に均一性です。トピックセンテンスを3つ選択したとして、その3つは偏ることなく均一な距離感を保っていなければなりません。例えばさっきの例で「今日ra-miは大学を休むだろう」という主張があったとして、「何故なら昨日ra-miは徹夜で今頃寝ているだろうから」「何故ならra-miは一昨日も徹夜で寝ていないから」「何故ならra-miは徹夜すると大抵は学校を休むから」という裏づけを挙げたとします。けれども3つの裏づけは全て「睡眠」の事柄から推測していているので非常に偏っています。均等な裏づけとは「何故ならra-miは昨日徹夜したから」「何故ならra-miは昨日風邪を引いたから」「何故ならra-miは3日前から学校に来ていないから」といった具合です。この3つは均等ですが、強度が弱いです。

そこで最後に、強度と均一性が揃った裏づけの例を挙げてみましょう。「何故ならra-miは昨日に日本へ帰国したから」「何故ならra-miは1週間前から学校を休学しているから」「何故ならra-miは貫徹して起き続けられる体質ではないから」。ここまで強い裏づけが均一に3つも揃えば、もう絶対にra-miは学校に来ないと断言できるかと思います。

こうして強度と均一性を意識しながら決定されたトピックセンテンスは、テーマ/主張を強力にサポートします。ここまでの過程で「テーマ(主張)+トピックセンテンス(裏づけ)」という文章の骨格は完成しました。後はイントロダクション(起)・ボディパラグラフ(例)・コンクルージョン(結)という英文構造に乗っ取って肉付けを行うのみです。

ステップ2の要約:

【1】トピックセンテンスとはテーマを支える柱となる文。
【2】トピックセンテンスは必ず【何故「テーマ」なのか?】に対応する。
【3】トピックセンテンス決定時に重要な要素は「強度」と「均一性」
【4】トピックセンテンス決定時にはできる限り多くの選択肢を出す。
【5】強度と均一性の揃ったトピックセンテンスは強力にテーマをサポートする。

次週に続きます。


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文章で物事を説明するのに最適な英文理論構造<1>

Writer's Block
僕は極度の英文構造中毒です。英文が持つストレートで理論的な構造に魅せられています。僕は英文ライティングを習うと同時に、物事を文章で説明するとは何かを知りました。rokAブログの記事は、英文構造を日本語に適応させることで組み立てることによって、留学周辺に関する事柄を「説明」しています。英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになります。以下、英文が作られる過程を順を追って見てみましょう。

ステップ1: テーマの決定

テーマとは、読者に最も伝えたい内容のことです。このテーマ次第で、これから書く文章の全てが決定します。この記事のテーマは「英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになる。」です。

テーマは必ず一文に要約されるというルールがあります。この一文に要約された内容に、全文章の矛先が向かいます。それはピラミッドの頂点に似ています。その一文に要約されたテーマが正しいことを証明するために、全ての文章を組み立てていきます。それは同時に、このテーマを支えるセンテンス以外は書くことが許されないということでもあります。

また、テーマには必ず筆者の情熱がこもっていなければいけません。そのテーマを読者にどうしても伝えたいという想いが、文章を自然に躍動させます。テーマに情熱を感じなければ、その文章を書く価値はありません。筆者が物凄い楽しい!と感じながら書いた文章は、読者を楽しい気持ちにするでしょう。反対に筆者が嫌々書いた文章は、読者を退屈にするに違いありません。英文構造中毒である僕は、このテーマについて何時間でも話すことが出来ます。常に誰かに伝えたいと思い続けてきました。今からどのようにして伝えようか凄くワクワクしています。と同時に、どうしてこんなに素晴らしい手法が日本に広く普及していないのかと激しく不満を覚えていました。今、この瞬間にタイプされていく文章は、どうしても伝えたいという強い衝動によって生み出されれています。

テーマを決める際に、読者のことを一切考えてはいけません。これは一番誤解されている点でもあります。まずは情熱を持って書けるテーマを決定することが先決です。いくら需要のあるテーマでも、それについて勝手に筆者の筆が走りだすような話題でなければ文が死んでしまいます。筆者の情熱と世間の需要がマッチするに越したことはありませんが、好きに勝るものは無いと考えてまず間違いありません。

テーマが決定したら、次にテーマを「どのようにすれば~できるか?」という疑問系に変換します。これは「凄い会議」という本からエッセンスを拝借した僕独自の方法です。例えば今回のテーマは「英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになる。」でしたが、これを疑問文に変換すると「どのようにすれば【英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになる】ことを伝えることが出来るか?」となります。更にこの疑問文に、最上級を示す語を付け加えます。例えば、「どのようにすれば【英文構造のエッセンスを学べば、どんな事柄も簡潔に、分かりやすく、説得力を持たせながら説明できるようになる】ことを【日本一分かりやすく】伝えることが出来るか?」と言った具合です。

何故、最上級を示す語を加えた疑問文に変換するのでしょう。それは人間の脳が、疑問文を見た瞬間に答えを考える性質があるからです。また、どうすれば分かりやすく伝わるか?という疑問文よりも、どうすれば日本一分かりやすく伝わるか?という疑問文の方が深い着想を得ることが出来ます。(例えその答えが日本一ではなくても、です。)僕の場合、情熱を持っているテーマで最上級の語を含む疑問文を見ると、頭の中で何となく答えらそうだなと感じ、そこから更に具体的な文章に落とし込みたいという感覚に襲われます。もしこの時点で物凄く強い衝動を覚えたなら、もう文章の90%は完成したも同然です。後は脳の中で無意識にまとまっている筆者の解が、文章という一つの表現形式に変換されながら自動的に流れ出ていきます。

ステップ1の要約:

【1】テーマは必ず一文に要約される。
【2】テーマには筆者の情熱が必要不可欠。
【3】テーマ決定時に需要は一切無視する。
【4】テーマ決定後、最上級を含む疑問文に変換する。
【5】 疑問文から強い執筆意欲を得た段階で次のステップへ移る。

テーマ決定後に行うのは「ステップ2;トピックセンテンスの決定」です。次週に続きます。


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アメリカでStarbucksが嫌われる訳

Cafe Allegro in Seattle, WA

留学最初の2年をコーヒーのメッカであるSeattleで過ごし、Oregon州EugeneというCollege Townに引っ越してからはあまりに厳しい日々のせいでコーヒーは生活必需品となってしまいました。Portlandもいわゆるインディペンデント系カフェが星のようにある街なので美味しいコーヒーに不自由しないのは有り難いところですが、最近はオフィスで業務用のコーヒーメーカーを使って浴びるように飲んでいます。

そこで今回のトピックはStarbucksです。高校卒業までを過ごした札幌に一軒目がオープンしたのが2003年くらいのことだったと思いますが、そのころはもう常に人でいっぱい、あんなに混んでちゃ行きたくないなあというくらいの人出だったのを覚えています。ちょっと話は脱線しますが今年の3月に一時帰国したとき、こっちでいつもするように自分のタンブラーを持っていってオーダーしたのですが、大学のRecycling Programが作ったステンレス・スチールの手作り感あふれるタンブラーに店員さんたちの好奇の目が集中。ちょっと恥ずかしかったです。

このエントリーのタイトルに「嫌われるStarbucks」と書きましたが、少なくとも今まで住んだSeattle、Portland、Eugeneの3つの街で、Starbuckに良い印象を持っている人はあまり多くありません。それがなぜかと言うと、「どこへいっても何もかもがすべて同じだから」。いわゆるカフェ・ブームを先導した新進企業が、マクドナルドと同じように巨大になりすぎてしまった、というのが理由です。

特にSeattleやPortlandのDowntownはほぼ数ブロックごとにStarbucksが一軒という密集具合。ぼくの働いている会社の半径4ブロック以内だけでも3軒のStarbucksがあります。しかしこういった地区にある店舗は出勤前のビジネスマン・ビジネスウーマンを主なターゲットにしているため、まず潰れるということはありません。ターゲットを絞り込んでいるせいか午後には早いところで6時前後に閉店するところが多く、その思い切りの良さには賛否両論あります。

インディペンデント系カフェに比べれば当然美味しいということもなく、メニューはどこへ行っても同じ。雰囲気も内装もすべて同じ。最近ようやくWi-Fiが無料開放されましたが、Starbucksはここ数年の深刻な客離れから立ち直ることが出来ずにいます。大学にいた頃、友達の多くがStarbucksを訪れる友達の多くがの理由は「他に選択肢がないから」でした。その程度のポジションに墜ちてしまったStarbucks。日本では今どんな立ち位置なのか、気になるところです。

そんなStarbuckのお膝元であるSeattleではここ数年ほど、いろいろと実験的な試みがなされています。ひとつは最近全米でも提供が始まったClover Brewed Coffee。専用のドリップ・マシンを使ってコーヒーを一杯ずつ抽出するというもので、ストックされている数種の豆から1つを指定して注文します。2008年にSeattleの数店舗で提供がはじまり、現在でも全米の60店舗弱でしか導入されていないというレアなメニュー。何度か試してみましたが、感動するほどの味ではありませんでした。

同じく2008年、StarbucksがStarbucksであることをプッシュせずSeattleのCapitol Hillエリアにひっそりオープンしたカフェに15th Ave Coffee & Teaがあります。Capitol HillはSeattleでも特に若者やアーティストが集まる地区で、インディペンデント系カフェもずいぶんな数が営業していますが、そこにStarbucksらしさを捨て、他の美味しいところ取りをしたスタイルで参入したやり方は地元のブロガーを中心にかなり叩かれました。まるっきり違う雰囲気の内装など、なかなか興味深い写真はこちら。今年の秋には三軒目となる”Stealthbucks”が同じCapitol Hillにオープンする予定になっています。この店舗ではワインとビールがサーブされる予定だそうで、ますます高級路線のインディペンデント系カフェのやり方を吸収していこうという姿勢がみられます。

嫌われ者Starbucksが今後どういうふうになっていくのか、正直なところ先はまったく見えません。競合相手であるTully’sにもまったく元気がなく、Seattle’s Best CoffeeはStarbucksに買収されてから鳴かず飛ばず。悪い話を聞かないのはPeet’s Coffee & Teaですが、かといって何か目立ったことがあるわけでもありません。地元密着型カフェにばっかり行っている自分はあんまりこの全米コーヒー競争に肩入れするつもりはないのですが、飽和状態となってしまったビジネスがどんな舵を切るのか、静かに動向を見守りたいと思います。

ところで、もしこのblogを読んでいるみなさんがSeattleに行くチャンスがあれば、Starbucksの原形となったCafe Allegroを訪れることをおすすめします。ここはSeattleでも最も古いカフェのひとつで、ぼくがSeattleにいたころはアパートから近いこともあって毎日のようにここでコーヒーを飲みました。ほんとうに美味しいラテを作ってくれます。30年以上変わらないという隠れ家的な雰囲気と、オープン当時から通い詰めているという怪しげな常連さんたちがたむろする素敵な場所。このエントリーの先頭にある写真もずいぶん前ですがそこで撮ったものです。


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英語圏の留学経験から獲得できる10の恩恵

revolution

【1】日本特有のバイアスから解放される
【2】弱い立場への理解が生まれる
【3】移民になるという選択肢を獲得できる
【4】海外大学院への道が比較的容易になる
【5】実用的な英語スキルが習得できる
【6】国際的な交友関係が築ける
【7】海外就職への可能性を獲得できる
【8】ハードスキルを英語で学べる
【9】自らを大幅に変える事が出来る
【10】国際恋愛が身近になる

1. 日本特有のバイアスから解放される

【起/日本特有のバイアスとは何か】

日本特有のバイアスとは、世界的には常識じゃない日本の常識です。日本では世界的に見るとユニークなことが沢山起こっています。ただ日本国内に居ると客観視する機会が中々作れないので、それら珍しい現象だと感じることが中々出来ません。例えば以下のリストは僕が日本に居た時に何となく身近に感じていた事柄です。また、今はそれぞれがとてもユニークな存在に感じ、良い面・悪い面をより深く考えさせられる事柄でもあります。

  • ホスト・ホステス商売/オカマ・オナベパブ
  • オタク文化/コスプレ文化/ひきこもり/ニート/ネオニート
  • 異様に高い自殺率/過労死/サービス残業/休日出勤
  • 縦社会/年功序列/敬語文化
  • 新卒採用主義/コミニケーション能力重視面接
  • 世界一のクオリティーを誇る漫画文化
  • 日本全国に蔓延る売春ビジネス
  • パチンコ/パチスロ/スロット
  • 対人恐怖症/外国人恐怖症
  • 暴走族/ヤクザ社会

【例1/日本の漫画文化は抑圧からの開放】

興味深いのは、こういったユニークな文化を生み出している一番の原因が「現実逃避」であるという事実です。上のリストを眺めてみると、辛い現実から逃避するために生まれたらしき文化が多いと思いことに気が付きます。その中でも漫画文化に関して@yutakiokaさんより興味深いRTを頂いたのでご紹介します。

以下、@yutakiokaさんのRTより引用

たとえば一番顕著な例としては、江戸時代ですね、この時代に、とても幻想的でエロテイックで浮世離れした書物や絵画が流行りました、たとえば西鶴の好色物シリーズや渓斎英泉の春画、浮世絵などです。その背景には、江戸時代の儒教的価値観への反発があったわけです。そういった儒教的価値観の支配から自らの生活観を守る橋頭保として生み出されたのが、反儒教的価値である好色物、浮世絵、春画だったんですね、つまり性意識の解放ですね。春画は平安時代からありましたが、庶民に広がったのはこの時期です。では今日のカウンタカルチャーはと言いますと、これは明治に起源がありまして、エリート寡頭政治への反発なんですね。この構図は今も変わりません、権力構造が貴族が世襲議員に代わっただけです。私は、現代漫画の成立は浮世絵、春画の流れをくんでると考えているわけです。漫画文化というのはエリートへの反発なのです。私が了解している漫画の流れはこんなところです。また残念ながら、では日本最初の反エリートの象徴である漫画は何なのかと問われても現在研究中でして、わかり次第お伝えします。

人生で一度でも、その存在やルーツに深い疑問を感じることが出来れば、後は@yutakiokaさんのように深い考察に達することが出来、そこから様々な提起を起こしたり学びを得ることが出来ます。しかし日本特有のバイアスという殻を破り、殻の外側から内側を冷静に見つめない限り、それらはあたかも当然のこととして捉えられ続けます。

【例2/劣悪な日本の労働環境】

日本国内の問題では労働環境がその代表例と言えます。今この瞬間、僕がgoogle.co.jpで「日本の労働環境」という文で検索すると約 295,000 件のヒットがあります。そして検索結果のトップページに並ぶ見出しだけでも、日本の労働環境にどれだけ否定的な感情が日本国内に蓄積しているかを垣間見ることが出来ます。

以下、検索結果より引用。

これらの問題に関連して、ニートの海外就職日記のブログ主さんは日本の労働環境がいかに劣悪かを詳しく説明し、問題提起を起こし続けています。そこには海外就職を果たし海外の外資系で働いている筆者の方ゆえの説得力があります。一度ブログに行って、記事ごとの拍手数を確認してみてください。何百・何千人という人達が賛同しています。それは扱うテーマが根深く、筆者の方の示す考え・姿勢が多くの人達の共感を得ているからに他なりません。もちろん国によって独自の文化や社会から作り出される独自の問題を抱えています。日本では「労働環境」が大きな問題の一ついうだけで、他の国は全面的に良いということではありません。重要なのはその独自の問題に対して、いかに対応するかという点です。

【結/日本特有のバイアス解放から得れるもの】

【1】今まで培ってきた常識を見直す新しい機会
【2】世界の事象を客観的に捉える視点
【3】客観的な視点から得られる新しい解決策

昔「人間が楽しく生きるのは死後であって、現世ではない」という考え方が世界中に蔓延していた時代に「人間は、今、この時を楽しむべきである!」という革新的なアイデアが爆発的に普及した時代がありました。それで、どれだけ激的な変化が世界に起きたかは想像に難しくありません。その歴史的な変化のおかげで、私達は今、個人的の目標を個人的に達成する自由を持っています。身の回りで行われていることが実は奇異で、素晴らしい改善策が世界中に幾らでもあるとしても、それに気付き、力強く提起し、解決策を実行していかなければ現状が変わることはありません。

2. 弱い立場への理解が生まれる

【起/弱い立場への理解とは何か】

ここで言う弱い立場というのは、人の助けを積極的に借りなければならない立場の事です。僕は留学してからの2年間、人生で最多の助けを借り続けたと思います。英語圏における自分の無力さを心底実感して、自分を支えてくれる人達の温かみに沢山触れて、人と関わることへの有りあがみを感じ続けていました。

【例1/協力してくれたホームシェア先の家主Martha】

僕は比較的、誰かに大きな助けを借りるのが苦手な性格です。そうは言っても留学当初にどうしても自身の英語能力だけでは処理しきれない事が幾つか起こりました。手違いによる大学入学取り消し、大量のEssay課題提出、期末試験を兼ねたロングプレゼンテーション、銀行口座のハッキング事件、等々。そういう時、Marthaは自力で解決できる段階に達するまで親身に協力してくれました。多分、彼女の協力無くして今の大学生活は成り立っていなかったと思います。

【例2/協力する側に回る経験】

上記のような経験をしていたので、世界中からこちらへ学びにくる留学生に協力することも度々ありました。日本生まれ中国育ちの新入生が慣れない英語環境で散々な初セメスターを過ごしているとき、勉強を出来る範囲で協力したりすることもありました。語学学校から大学へ入ろうとしている学生の相談に乗ることもありました。そういったことも全て周囲から協力してもらった経験が無ければ出来なかったかも知れません。

【結/圧倒的に弱い立場への理解から得れるもの】

【1】弱い人達の立場に立つ視点
【2】助けを貸してくれる人達の有難さへの再認識
【3】優しくありたいという気持ち

もちろん僕達は誰かしらの助けを借りながら生活しているわけなんですが、実際に「誰かの助けを借りなければ最悪の事態になる」という状況を学生時代に経験出来ることは中々ありません。でも留学すると初めの頃にそういう事態が少なくとも数回は起こるでしょう。そうして自分が圧倒的に弱い立場にななって初めて、助けを貸してくれる人達の存在がどれほど有りがたいかを実感することが出来るんだろうなと思います。

3. 移民になるという選択肢を獲得できる

【起/移民になるという選択肢の獲得とは何か】

海外大学を卒業すると、現地に移住出来る可能性が高まります。と言っても移住はそう簡単に実現出来ることじゃないんですが、少なくとも日本国内の大学を卒業した場合よりも海外大学を卒業した場合の方が可能性が高いことは確かです。移住/移民には言語的のハンデが伴う一方で、優秀な移民達が切り開く国際的な可能性という記事でも紹介したような可能性が秘められています。

【例/米国大学卒の場合】

例えば米国大学に留学して卒業する場合、Optional Practical Training(略してOPT)を申請することが出来ます。このOPTを申請すると、学生VISAを少し拡張するような形で、Internshipと通して約1年間アメリカで専攻分野に関連ある分野で働く機会を得ることが出来ます。もし、このInternship中に実力を認められれば、そのままInternship先の会社に正式採用され、会社から就労VISAが発行されるんです。

僕はこの就労VISAを取得出来た時点で、その個人を移民と呼んでいいと思っています。移民は比較的新しい概念なので正確な定義は無いんですが、しいて言えば【永住する為に他国へ移り住んだ者】でしょう。そして就労VISA保持者は永住する権利を得やすい立場であり、またその可能性を多いに秘めています。

【結/移民という選択肢獲得から得られるもの】

【1】アメリカンドリームに挑戦しやすくなります
【2】両国を繋ぐパイパーになれます
【3】新天地で全く新しい人生を築くことが出来ます

移民になると、日本国内では達成することが難しいことも比較的容易になります。例えば両国を繋ぐパイパーになるというのは実はとても身近な例です。海外就職を達成した人達が様々な情報を日本に輸出したりしているWEBサイトを1度は見たことがありますよね?海外就職した時点から移民と捉えるならば、そうした情報は移民達が日本へもたらしている情報的なメリットと言えます。そして、海外大学を卒業すると少なからず移民になるという選択肢にチャレンジする機会を手に入れることが出来ます。

4. 海外大学院への道が比較的容易になる

【起/海外大学院への道が比較的容易になるとは何か】

僕の留学先である米国と日本を比べると、大学、そして大学院の捉え方にそれぞれかなり大きな違いがあります。まず大学ですが、日本では大学で専門的な知識を学ぶという捉え方が一般的ですが、米国では大学で専門科目の「基礎」を学ぶという考え方が一般的です。また、日本では大学を卒業してそのまま大学院に行くのが一般的ですが、米国では社会人として経験を積んでからキャリアアップのために大学院へ入学するという考え方の方が定着しています。そういった背景もあり、海外の大学院は社会人の方が沢山在籍していて、より専門的で実践的な知識・技術を身に着ける場になっているんです。よって、海外大学院への入学が比較的容易になると、新たな高みに挑戦できる可能性が高まると言えます。以下、英語圏大学卒だと英語圏大学院へ入学しやすくなる理由を幾つか述べます。

【例1/Toeflが免除されるケースが多い】

「Toeflをまた受けるって?必要ないよ。米国大学卒なら、米国大学院の入試ではToefl免除になるケースが多いから。もしそうじゃなくても、直接交渉してからにしなさい。」これは現地の教授に言われた言葉です。Toeflとは「英語圏の大学・大学院の授業に実際についていけるだけの英語力があるかどうか」を測定するためのテストです。一般的に入学するより卒業する方がはるかに困難といわれる英語圏の4年制大学を卒業したという事実は、完璧に個人の英語力を測れるわけではないToeflの点数よりよほど説得力があります。よって、Toeflが免除されるケースが多いそうです。(また英語力に自信があるのであれば交渉によってToeflを免除させる力技もあります)

【例2/英語圏大学経験が精神的ハードルを大きく下げる】

今まで一歩も海外に住んだことのない日本人の方が、いざ意を決して海外大学院に飛び立つ。もちろんそれ自体は素晴らしいことです。ただ、これは結構精神的にハードなことが多いと思います。英語での専門的学習はもちろんのこと、慣れない環境への適応、そして第二言語での交友関係から何まで貴重な体験をたった2年でこなすことを想像してみて下さい。そういった事を考えると、既に大学生活で言語や環境に慣れた状態で望んだ方が精神的に楽なことは確かですし、得られるものも多いのではないでしょうか。

【結/海外大学院への道が比較的容易になることで得られるもの】

【1】ステップアップへのチャンス
【2】大学院留学への精神的余裕
【3】より実用的な知識・技術を習得する機会

米国では大学院を出て初めてその道のプロとして認められる傾向があります。社会経験を積んでから入学してくるクラスメート達との交流を築ける点や、より専門的で高いレベルのクラスを受けられることも大学院留学の魅力でしょう。大学留学は長期的に見るとそうした価値ある大学院入学を比較的容易にする投資と捉えることも出来ます。

5. 実用的な英語スキルが習得できる

【起/実用的な英語スキル習得とは何か】

実用的な英語スキルとは、英語で交流を図ったり、英語で知識を吸収したり、英語環境で働いたりといった、実際に利用して何かを得るための英語スキルです。それはまた英語を学習する根本的な理由としてあるべきものであります。では何故、英語圏の大学で学ぶと実用的な英語スキルが身につきやすいのでしょう。

【例/米国大学の授業はサバイバル】

英語圏の大学は学ぶために存在します。大学で学び、そこから社会に適応していくためにあります。もちろん全部が全部とは言いませんが、大学入試まで必死に勉強して、大学入学後はほとんど勉強しなくなる日本の大学とはかなり異なっています。そして、学ぶために提供されている授業をパスするには、ネイティブの人達に追いついていけるだけの英語スキルが必要不可欠です。ついていけない場合は、強制退学となります(僕の通っている大学ではGPAが2.0を2セメスター以上に渡って切り続けると問答無用で強制退学となります。そしてこれは現地で一般的なシステムです)。

また、成績の採点には一般的にカーブ方式(相対評価)が採用されています。日本で一般的に採用されている絶対評価とは異なり、相対評価ではクラス全体の数%しか上位に入れないため、まさにサバイバルが繰り広げられます。現地の学生は良い職につくため、GPAを出来るだけ高く保とうという意識が高いです。実質的に彼等とGPA争いをするには、英語力が云々と理屈をこねている暇はありません。

【例/意見を言わない生徒はプラス評価されない環境】

米国では、お互いの意見をぶつけあうことで答えを探し出そうとするディベート方式の授業が多く採用されています。この方式が採用されているクラスでは、発言がプラス評価され、発言しない生徒はゼロ、あるいはマイナス評価になります。そうした環境で点数を取るには、発音が悪かろうが奥ゆかしい文化で育ったアジア人であろうと、ディベートの内容を理解するリスニング力、そして意見を簡潔にまとめるスピーキング力が必要になります。もちろんこうしたクラスでもカーブ方式での採点が行われるため、ネイティブの学生達と対等に英語で議論しなければなりません。

【結/実用的な英語スキル習得から得られるもの】

【1】「日本語圏限定」からの開放
【2】英語サバイバル環境への適応力
【3】英語を「利用」して何かを得ることの出来る基盤

今、日本では能動的な英語(Writing+Speaking)が実用的なレベルで使えるようにならない英語教育が問題になっていますが、英語圏の大学を卒業する頃にはこれらの能力もそれなりに培われているでしょう。Writingは大量に提出されるエッセイ課題や日々のメール等のやり取りで、Speakingは友人との交流やディベート形式のクラス等で身に着けることが出来ます。こうした能動的な英語力が実用的なレベルに達するまで約4年はかかると言いますが、それは英語圏の大学生活4年間とちょうど同じ長さでもあるのです。

6. 国際的な交友関係が築ける

【起/国際的な友好関係を築くとは何か】

国際的な友好関係を築けるのは英語圏の大学留学で得られる大きなメリットの一つでしょう。自分とは異なる文化・価値観・言語環境で育った人達と話すのはとても刺激的です。また、様々な人種が集まっている国や学校では、留学先の現地外国人達だけではなく様々な国の人達と話す事が出来ます。僕の通っているカルフォルニアの大学は、人種のサラダボールと言われる国だけあって、本当に多種多様なバックグラウンドを持った人達と交流することが出来ます。

【例/世界中にネットワークを持っているという強み】

例えばアナタが国際的に働きたいとします。その時、世界中に信頼できる友人が居るのと、1から自分で海外に挑戦しなければいけないのと、どちらが有利でしょうか。ネットワークを持っているというだけでは何の役にも立ちませんが、世界中の友人達がアナタの人柄や実力を認め、既に協力的な立場だとしたらどうでしょうか。もしかしたら彼等と一緒に仕事をすることが出来るかも知れません。世界中から生の情報を仕入れることだって出来るでしょう。アナタが国際的な企画を催して、世界中の友達が持っているFacebook・twitter・ブログ等に繋がっている無限のネットワークへ同時に告知すれば、一瞬でグローバルな宣伝だって完了します。考え方によっては、世界中に広がる友人達のネットワークはとてもパワフルに成り得ると思いませんか。

【例/卒業後、様々な友達の母国へ遊びに行ける】

これはカルフォルニア特有の例かも知れませんが、様々な国の学生が学びに来ている大学では、卒業後に母国に帰国する学生も多く居ます。在学中に親しくなって、卒業後にそれぞれの進路へと進んでいったとしても、後から彼等の母国へ観光目的等で訪れたりすることが出来ます。個人的にはただ単に海外へ観光しに行くよりも、友人を訪ねて観光する方が数倍楽しいと思います。

【結/国際的な友好関係を築くことで得られるもの】

【1】人との交流を通したより楽しい観光の機会
【2】様々な価値観を通して得られる広い視野
【3】世界中に広がるネットワークを活用できる強み

僕は今まで中国・スウェーデン・アメリカ・ドイツ・サウジアラビア出身のルームメイト達と生活を共にし、学校ではそれ以上に多様なバックグランドを持つクラスメート達と交流しています。そうした経験は僕の価値観を根本的に大きく変えましたし、それに従って当初思い描いていた将来の方向性からも大きく変わり続けています。彼等との交流がなければこのブログでこの記事を書くこともなかったでしょうし、最近思い立って設立を目指しているSpeaking Exchange Onlineというグループ企画も実行に移すことはなかったでしょう。人との出会い・繋がりは人生を大きく変えます。一度きりの人生ですし、色々な国の人達と友達になるのもまた面白い選択肢かと思います。

7. 海外就職への可能性を獲得できる

【起/海外就職への可能性獲得とは何か】

海外へ就職する道は色々ありますが、現地の大学を卒業するとその可能性がグッと高まります。日本から海外への留学生で現地に就職できる確立は10%未満と言われていますが、僕は戦略的に留学することで現地に就職できる可能性を高めることが可能だと考えています。その10%未満の確立で就職を決める学生達の専攻分野は以下のように偏っています。

【例1/留学生が海外就職しやすい専攻というものが存在する】

その専攻とはずばり、エンジニアリング系・会計/金融系・医療系・そしてデザイン系です。共通して言えることは、直接的な英語力ではない部分で勝負できる分野ということです。例えば僕のルームメイトの中国人大学院生はコンピューターエンジニアリングを専攻していますが、やっているのは機械系の計算ばかりです。会計では米国にCPA(公認会計士)という資格があり、これを取れれば会計事務所の仕事がかなり得やすいようです。医療系やデザイン系もその専門技術で勝負できます。もちろん何らかの形で英語を使わなければならない事は確かなんですが、英語力だけで勝負しなければならない分野よりは圧倒的に有利です。例えば非ネイティブが英文ライティングでアメリカ人と勝負するのはほぼ不可能ですし、トークだけで勝負するのもまた非常に困難です。まずメインに専門スキルが土台としてあり、それを補う形で英語を利用する専攻が海外就職を目指すには向いているのです。

【例2/多くの海外職場環境は日本より優れている場合が多い】

過労死/Karoshiという言葉はそのまま英語となって世界中に知れ渡っています。これは日本の過酷な労働環境の実態を物語っていて、日本自殺率は世界第5位という異常なレベルです(ちなみに女性の自殺率だけ見れば日本は第一位です)。現代において、過酷な労働で死に至ったというケースが報告されたのも日本が始めてであることをご存知でしょうか。日本国内でこの問題が取り上げられ、次第に改善され始めているとは言え、未だに多くのブラック企業は法外な労働量と賃金で従業員から自由と権利を奪っています。日本では仕事第一主義のような考え方が未だにあるように思いますが、アメリカでは家族やプライベートを犠牲にしての成功は本当の成功ではないという捉え方が主流です。そのため仕事場にもその考え方が反映され、定時にはきっちり帰るのが普通だったりします。(残業が続くところもありますが、日本と比較した場合には圧倒的に少ないでしょう。)

【結/海外就職への可能性獲得から得られるもの】

【1】仕事とプライベートをきっちり分ける職場環境で働ける機会
【2】専門分野で世界的に勝負する機会
【3】正規労働VISAを獲得する機会

日本人の海外就職率は年々高まっていくでしょう。グローバル化の激しい社会の波で、次第に国家間の境目は薄れ始めています。日本の文部科学省は2020年までに留学生を30万人受け入れる計画を発表しました。大手国際派の日系企業は英語公用化を推し進めています。本格的な英語力を要求する大学も増え始めています。日本国内の英語環境は拡大が進む一方です。こうした状況の中で、大学留学から海外就職に挑戦して、いち早くグローバルな人材として足元を固めていくというのも大いに可能性のある選択ではないでしょうか。

8. ハードスキルを英語で学べる

【起/ハードスキルを英語で学ぶとは何か】

前置きとして、人間のスキルは二つに分類することが出来ます。一つはハードスキル、もう一つはソフトスキルです。ハードスキルとは理論や手法など、ある程度体系化された知識領域の事です。学校の座学や書籍から読んで学ぶことが出来ます。これらは一般的に定量化して量や質を測定するのが容易という性質があります。一方でソフトスキル(またはPeople skillとも呼ばれる)は測定するのが困難な領域です。日系企業の面接で要求されるコミニケーション能力なんかがこれの典型ですね。

大学でハードスキルを英語で学ぶと、日本語でそのハードスキルを学ぶのとは一味違ったメリットを体感することが出来ます。以下に主な例を挙げます。

【例1/多くの専門分野は最新の情報が英語】

多くの分野は海外発であり、ゆえに英語で発表される最新の情報が時間差で日本に翻訳されて到着したりします。その業界で稼いでいる人間にとって、このタイムロスが命取りになったりします。例えばネット技術は移り変わりの激しい分野として有名ですが、翻訳されている間にも次々と新しい技術が生まれ続け、日本に届いた頃には新しいトレンドが生まれているなんて話しはザラです。しかし、大学留学中に専門のハードスキルに関連する英語を全て読めるようになっていれば、情報タイムラグを気にする必要はなくなります。

【例2/各分野に蓄積されている情報量の圧倒的な差】

英語使用者の割合は日本語使用者に比べて何倍にもなります。当然、その差は各分野に情報として蓄積されてきた量にも比例します。例えば日本語で「ビジネス」と検索するのと、英語で「business」と検索するのでは、検索結果数に圧倒的な差があります。研究数・論文数・書籍数・webサイト数などにも同様のことが言えます。よって、英語で専門のハードスキルについて理解していれば、その分野に携わる大量の情報にアクセスすることができるので有利でしょう。

【結/ハードスキルを英語で学ぶことで得られるもの】

【1】専門分野の最新情報
【2】英語で蓄積された膨大な情報へのアクセス
【3】学習内容の直感的な理解が進む場合もある

学びたい分野の主流が海外である場合に、その言語で学習を進めた方が得られるものが大きい場合もあります。上記の例1~3といった利点を最大限に活かせる分野である場合は、ハードスキルを英語で学ぶことが出来る留学での学習は更に有意義なものになると言えるでしょう。

9. 自らを大幅に変える事が出来る

【起/自らを大幅に変えるとは何か】

世界的な経営コンサルタントとして有名な大前研一さんの言葉に次のようなものがあります。

人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。

僕は海外留学することによって、これら3つの要素を満たすことが可能だと思います。以下、それぞれ説明します。

【例1/時間配分を変える】

僕は留学後は時間配分を変えざるを得ませんでした。留学当初は高専生活の延長で挑みましたが、度々肉体的・精神的に厳しいと感じることが多かったです。そこで、エネルギーマネジメントを学び、それを元にどのように自分のエネルギーを一週間に配分していかを常に考えるようになりました。このプロセスから、時間配分の方法が一変しました。おかげで僕の生活習慣は改善され、僕の学習方法も大きく変わりました。

【例2/住む場所を変える】

留学した瞬間に住む場所は見知らぬ異国の地です。住む場所が変わると、習慣の鎖で繋がれていたものが一気に断ち切られ、0に戻ります。住む場所というのは、生活をデザインする上で非常に重要です。僕は日本で都市部に住んでいたので、一歩外に出れば刺激的で楽しいものが集まる都心まで数分で行けました。今は郊外に住んでいるので、都心部に行くまで電車で30~40分はかかります。この変化によって、僕の生活は広く浅く的な楽しみ方から、狭く深く的な楽しみ方に変化しました。

【例3/つきあう人を変える】

留学生活が始まった瞬間から、付き合う人が変わるどころかほぼ外国人の方達になります。人間の行動は、何を知り・何を体験し・そこから何を思考するかで決まる部分が大きいので、全く異なる考え方や文化や価値観を持っている人達と付き合うことは自分を大きく変えることとイコールと言えます。【6. 国際的な交友関係が築けるでも】でも紹介しましたが、実際に僕の価値観・行動・将来の方向性などが日々変化し続けていることを実感しています。

【結/自らを大幅に変える事で得られるもの】

【1】自己マネジメント方法
【2】新たな生活環境/習慣
【3】新たな視野・考え方・行動

ちなみに冒頭で紹介した言葉で「最も無意味なのは決意を新たにすること」とありましたが、個人的にこの主張には反対です。決意を新たにしたからこそ僕は留学しました。また、留学したからこそ上記3つの例を得ることが出来ました。決意を新たにしなければ自ら率先して3つの要素を変えることは困難でしょう。まずは何を成すべきかを考えるところから始まって、次にそれを成すために何を行うべきかを実践する過程で3つの要素が満たされていくのが自然だと思います。

10. 国際恋愛の可能性が広がる

【起/国際恋愛の可能性が広がるとは何か】

日本は移民国家ではないので国内での国際恋愛は特に困難です。しかし留学すれば外国人の方と親しくなれば、そこから関係が発展して国際恋愛に繋がる可能性があります。特に大学留学ではこうした機会が多いと思います。国際恋愛には一般的に多くの障害があるのでネガティブな意見を持っている方も多いかも知れませんが、だからこそのメリットもあります。以下にポジティブな例を挙げます。

【例1/お互いの言語を教えあえる】

「英語を学びたいなら、英語圏の彼氏・彼女を作れ」という言葉を聞いたことをある方も多いのではないでしょうか。国際恋愛は他国の言語を学ぶ上でとても有効な方法です。外国人の方と付き合えば、英語を喋る頻度はもちろんのこと、何か大切なことを伝えようと必死になるので表現的な深さも追求するようになります。僕のLanguage Exchangeのパートナーは、日本に留学した時に日本人の彼氏を作りました。その後ずっと日本語の学習を続けているそうですが、彼女の日本語能力は僕の今まであった日本語を学習している外国人の方の中でずば抜けて高いです。やはりお互いに日本語・英語を積極的に教えあったりしているそうです。

【例2/考え方に大きく幅を持たせることが出来る】

昔、僕のルームメイトにイスラム教の学生が居ました。彼との共同生活体験は衝撃的なものが多かったです。文化についてテキストで学ぶのと、実際にその宗教を実践している人と直接交流するのでは、そこから伝わってくるリアルさにかなりの温度差があります。例えば食事に出かける時に、普段僕が何気なく食べているものに対して「それは宗教的に許されていないから自分は食べれない」とか、「自分達には女性と付き合うという概念は無い」とか、目の前で一日に必ず3回は神に対して祈りを捧げだしたりするわけです。僕はこれらの言動・行動を目のあたりにして、人は何を信じるかによってどれだけ行動に差が出るかについて考えさせられました。そして全く異なる文化を持つ人と国際恋愛に発展した場合、相手をより深く理解する必要があり、それは同時に自分の考え方に幅を持たせることなのだと思います。

【例3/海外ビザの取得が容易になるケースがある】

これは僕のホームシェア先の家主Marthaから直接聞いた話です。Marthaの友人にスペイン人の女性が居て、彼女はアメリカに移住することを希望していたそうです。しかし、Visaが無いので移住出来ずに悩んでいました。そこで、Marthaはゲイの友人を彼女に紹介しました。その後、そのスペイン女性とゲイの男性は結婚し、スペイン女性は合法的にアメリカに移住出来たのです。どういうことかというと、ゲイの男性は男性にしか興味がなく、よって結婚に興味がありません。そこで、Mathaの友人であるスペイン人女性に協力するために「仮想結婚」を行い、スペイン女性のVisa取得を実現させてあげたのです。この例からも分かるように、国際恋愛の延長である国際結婚というのは、他国のVisa取得を容易にする手段として捉えることも出来るのです。

【結/国際恋愛の可能性が広がることで得られるもの】

【1】より深い言語学習の機会
【2】考え方に大きく幅を持たせる経験
【3】海外Visa取得の可能性

僕は国際恋愛を勧めているわけではありません。国際恋愛には言語・家族関係・場所などの障害が常に付きまとい、似た背景を持っていると日本人の方と恋愛をするより困難なことの方が多いかも知れないからです。ただ留学の一つの可能性として、国際恋愛を視野に入れるのも一つの選択だろうなと思うのです。国際恋愛も一つの幸せの形として捉えると、恋愛観自体が変わってくるかも知れません。


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Online Speaking Exchangeメンバー募集中!

参加ご希望の方はリストに登録させて頂きますので引き続きご連絡下さい。

以下、簡単に概要を説明させて頂きます。

Language Exchangeはネイティブの方と一緒に言語を学びあえる!
という高い可能性を秘めながら、下記のような問題がつきまといます。
【1】国内でスピーキング練習をするパートナーを見るけるのは結構難しい。
【2】定期的にスピーキング練習をする協力的な相手となると尚更難しい。
【3】そしてようやく知り合えても、相性や興味のすれ違いから長続きしなかったりする
というわけで、やりたくてもちょっとハードルが高かったりします。

でも、
【1】各国から積極的に言語学習を行っている信頼できるメンバーを募って、
【2】Native Japanese SpeakerとEnglish Native Speakerの割合を同じに保ちつつ、
【3】Google Groupというサービスを利用して会員招待制の学習グループを作り、
【4】Skype(テレビ電話ソフトフェア)を利用してSpeaking Exchangeを行えば、
上記のような問題をスッキリ解決することが出来るのでは?と考えました。

この方法なら様々な相手と国境を越えてトライでき、
継続して学習出来るパートナーも見つかりやすいでしょう。
また、方向の定まりづらい手探りのLanguage Exchangeも、
メンバー達と方法・体験共有を行いながら継続することが出来るかと思います。

ちなみにGoogle Groupというサービスを使うと、
こんな感じのグループを気軽に作ることが出来ます。
http://groups.google.co.jp/group/partnersbank?lnk=
(ここは『勉強&交流会&人脈作り コミュニティー』だそうです)

以下、もう少し具体的な説明です。

【SPEAKING EXCHANGE ONLINEって何?】
SPEAKING EXCHANGE ONLINE(略してSEO)とは、
日本語学習者であるENGLISH NATIVE SPEAKER達と、
英語学習者であるJAPANESE NATIVE SPEAKER達が、
お互いの言語をSKYPEを通してオンラインで教えあう、
会員招待制の非営利スピーキング学習団体です。

【SEOが目指す3つの創造】
【1】国内外で学習対象言語SPEAKINGを「本格的に、楽しく、対等に」学ぶ機会の創出。
【2】SPEAKING EXCHANGEにおける方法・体験を蓄積して更新され続ける集合知の創造。
【3】言語学習の枠を超えて生まれる国際交流体験の創出。

【参加資格】(意義ある団体作りを目指しているので、参加資格を設けています)
【★】信頼できることを条件にメンバーから招待を受けた方であること。
【1】学習対象言語を明確な目的を持って積極的に学習中であること。
【2】基本的に週1回/1時間以上の頻度で参加する意思があること。
【3】GIVE&TAKEの精神で他国の学習パートナー達と学びあえること。
【4】学習内容を効果的に高めていくため活動発展に貢献する意志があること。
【5】学歴・資格・年齢・国籍・英語/日本語能力など、一切不問とします。

【用意して頂くものは3つだけです】
【1】パソコン
【2】インターネット環境
【3】SKYPE(テレビ電話ソフトウェア)

【近況/展望】
【★】現在、英語を学習中のNATIVE JAPANESE SPEAKERを約50名募集しています。
【1】次に、日本語を学習中のENGLISH NATIVE SPEAKERを約50名募集します。
【2】両言語約50名ずつ/計約100名が集まった時点で一度募集を停止して活動を開始します。
【3】初期メンバー約100名での活動内容がある程度熟成された段階でメンバー募集再開します。
【4】最終的には数百→数千のメンバー参加、他国の主要言語取り扱いまで拡大を目指せたら面白くなるかなと考えています。

【現在作成・開催予定のもの】
【★】各メンバーのプロフィールページ。
→プロフィール画像、使用言語、学習言語、所在地、名前、性別、英語学習理由等。
(また、このグループに登録する個人情報は全て非公開です)
【1】各国メンバーの時差を解消するための時差早見表
【2】困ったときのガイドライン(例えば会話につまった時にどう対処すればいいか等)
【3】スピーキング学習に対するDiscussion等をまとめた体系的な学習ノウハウ集
【4】パートナーのランダムマッチング大会!!
【5】オフ会なんかも出来ると面白いかも知れませんね。
【6】Q&A的な回答集。
その他、必要に応じて随時作成・更新していきます。

ちなみにLanguage Exchangeがどのようなものかご存知ない方は、
@HAL_J さんのブログ【The Wisdom of Crowds – JP】の記事である、

をご覧になることを強くお薦め致します。
英語学習中の方であれば、楽しそう!という感じになると思いますw
僕は実際に上記の記事を読んでLanguage Exchangeを知って相手を探し、
現在も数名のアメリカ人の方達と楽しく学習を継続しています。

少し長くなりましたが、大体の概要は把握して頂けたことと思います。
メンバーが集まり次第Google Group上でマッチング行いSpeaking Exchangeを開始します。

この活動が皆さんの本格的なSpeakingの練習場所となり、
同時に国際的な交流を深めるきっかけになれば幸いです。

質問がありましたらお気軽にtwitter(rami2929)かメールにてお問い合わせ下さい。
できる限り早く返信でお答えします。

グループに参加希望の方は、
件名に「お名前/ニックネームでも可」
本文に「参加希望」とだけ書いて、
rami2929アットマークgmail.com までご連絡下さい。
(もちろん退会は自由です)