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Archive for November, 2010

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手段を目的化し続けると日本は滅びる

まず、下記の動画をご覧下さい。

次に、下記の動画の【5:00~8:10】までご覧下さい。

猪子さんの話を意訳すると、

英国や中国は「どうやって美味しいお茶を作るか」という目的追求しているのに対して、日本は「どのようにお茶を飲むか」という手段そのものを追求している。つまり、他国は手段を目的達成のために利用するが、日本は手段を目的化してしまう傾向があると言える。

個人的にこれはとても的を得た指摘だと思います。そしてこの「手段を目的化してしまう日本の傾向」というのは、笑い事では済まないような、もっと深層的な問題に繋がっています。

最近日本で流行っているDrucker氏はこう言いました。

Management is doing things right; leadership is doing the right things.

マネジメント物事を正しく行うことでありリーダーシップ正しいことをすることである。

さらにTim Ferris氏はこう言っています。

What you do is infinitely more important than how you do it.

何を行うかは、どのように行うかよりも、果てしなく重要なことである。

いくら物事を正しく行うことが出来ても、正しい事をしない限り効果は上がりません。間違ったことを大量に美しく正確にこなそうとする国は、正しいことを泥臭くても最短でこなそうとする国には一生太刀打ち出来ないのです。日本は正しいことを最短で行うことが苦手な国です。その長年培ってきた国民性が、様々な問題を蓄積させ、現代を汚染し始めています。

例えば労働環境に目を向けてみましょう。本来働くとは、生活するためのお金を得て、大切な人達との幸せを追求するものだったはずです。しかし、日本ではいつからか働くこと自体が目的となる傾向が高まり、その向こう側に目的としてあるはずだった家族との時間や、大切な人達との時間が犠牲にされていきました。メディアはそれを良しとする風潮を作り上げ、サービス残業や家族サービスなんていう残酷な言葉が飛び交うようになりました。挙句に働きすぎて過労死率トップの国になっていたりします。

僕は現在アメリカ人の方と付き合っていますが、彼女の親が第一に忠告したことは何だと思いますか。「日本人の男は仕事に人生を捧げ、家族を大切にしないから、よく注意しなさい」というものでした。これはアメリカ人が日本人に抱いていながら、僕達日本人には直接は言うことの出来ない暗黙のステレオタイプです。こんなに冷たくて悲しいステレオタイプが蔓延る国でいいはずがありません。そんな日本では最近、こんなデモが話題になっています。

就活早期化で学生ら抗議デモ 「卒論書く暇ない」 – 47ニュース

企業による採用活動の早期化や新卒一括採用の慣行に不満を持つ現役の大学生たちが23日、東京・新宿の繁華街をデモ行進した。

早期化や新卒一括採用というのは、手段であって目的ではありません。本来、人材採用の目的は企業に貢献できる優秀な人材を獲得することのはずです。しかし日本では無職期間が経歴に穴を空けるといった謎の現象によってこうした無駄で間違った手段が強行的に行われています。同じく就職難が続く米国で新卒採用や早期化といった習慣が存在しないのは、実力があればシンプルに採用へ繋がる仕組みになっているからです。

繰り返しますが、正しい事が何かを問うことなく、間違った事を美しく素早く正確に行おうとする国民性は、自国を破壊し続けます。確かに精神性を重んじる文化は美しくて、日本特有の文化を後世に残していくのは大切だと思います。ただあまりにも手段で遊びすぎてしまって、本来の目的を忘れてしまっていては本末転倒な結果にしかなりません。日本は手段を目的達成のために用いるという姿勢を、他国からもっと積極的に取り入れるべき必要性に迫られています。


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人生で最も役立った英語学習本10選

僕は数年前までは留学を目指していた身だったので、英語学習系の本はかなりの数を買いあさってきました。振り返ってみると、いくつかの本は本当に感謝しきれないほど役立っています。今日はその中でも僕の留学生活の支えとなり、出会えたことに心から感謝している英語学習本10選を紹介したいと思います。

レバレッジ英語勉強法
レバレッジ英語勉強法
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本田 直之
朝日新聞出版
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本書で僕が最も価値があると思うのは、【実用的な英語を学ぶマインドセット方法】を説いている点です。英語を何に使いたいのかを定め、そこから学習内容を徹底的に絞り、効率よく学ぶ。留学2年半目にして毎日感じていますが、英語学習において最も重要なのは【使うこと】であって【学ぶこと】ではありません。その辺りの違いを明確にして、使うための英語を学ぶ勉強方法が分かりやすく説明されています。

國弘流英語の話しかた
國弘流英語の話しかた
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國弘 正雄
たちばな出版
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著者は【同時通訳の神様】という異名を持つ國弘氏で、一貫して只管朗読の重要性を説いています。只管朗読というのは要するに英文をひたすら朗読するということなんですが、シンプルにして最も効果のある勉強法なのではないかと考えています。ただし、僕はあくまでも【英語利用目的を達成するための英語学習】を推奨したいので、上記のレバレッジ英語勉強法に示されているマインドセットと、國弘氏の只管朗読を取り入れた方法を組み合わせることをオススメします。

TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道 (Diamond basic)
杉村 太郎
ダイヤモンド社
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僕はこの本からTOEFL学習に必要な知識を80%以上学び、おかげで円滑にカルフォルニアの大学へ編入することに成功しました。(TOEFL ibt時代の本ではありませんが、今でも十二分に利用価値があります。また、ibtを含む改正版が出ていますが、そちらは評判が悪いので買わない方が無難かも知れません。)著者のストイックな姿勢、熱血な言葉達、読んでるだけで熱くなってきます。英語学習に気合を入れたい方へ是非オススメの一冊です。

書く英語・基礎編
書く英語・基礎編
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松本 亨
英友社
売り上げランキング: 3797

英文ライティングにおける伝説の名著です。なんとこのシリーズが出版されたのは1962年で、それから現在に至るまで多くの英語学習者に愛され続けているロングセラー本。基礎編では着実に土台を身に着ける構成になっていて、実用編では様々なシチュエーションを例に幅広く扱っています。僕も実際に留学生活中に教授に手紙を書いたり、カバーレター(企業への志望動機)を書いたりする機会が多くあるのですが、実用編はそういった場面での英語も扱っているのでとても助かっています。英語学習者の方であれば、この本を読んで損をすることは絶対に無いでしょう。

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100
竹岡 広信
講談社
売り上げランキング: 1549

この本の例文100個そのまま全て覚えてしまえば、英語力は確実に底上げされます。僕は留学当初にこの本に載っている100個の例文を只管朗読によって丸暗記しました。一度徹底的に例文を覚えると、関連した文脈でこれらの表現が脳内に蘇ってきます。量的にも、表現的にも、使いやすくて丁度いいものばかりで驚きます。プロの仕事を感じる一冊です。

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)
神部 孝
旺文社
売り上げランキング: 2958

TOEFL IBTを受験するならこの単語帳は必須です。この本の単語量を、”TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道 (Diamond basic)”で説かれている単語暗記方法に従ってアスリートのように暗記すれば、英文リーディングが驚くほど楽になります。リーディングは単語力が非常に重要です。また、TOEFLとは英語圏大学の授業についていけるだけの実力があるかを測定するためのテストなので、この単語帳から覚えた表現は僕の留学生活にも役立っています。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
森沢 洋介
ベレ出版
売り上げランキング: 122

瞬間英作文という本で紹介されているメソッドは、プロの翻訳家を目指す人達が行うトレーニング内容に似ています。英語の会話はほとんど神経反射的なもので、いちいち文法がどうのこうのと考えるようなものではありません。この本では題名の通り、瞬間的に英語で反応するための訓練を効果的に行うことが出来ます。僕も留学当初に使い、確かな効果を体感しました。

日本人の英語 (岩波新書)
マーク ピーターセン
岩波書店
売り上げランキング: 423

日本人英語学習者の方は必ず読むべき名著です。日本語を徹底的に学習した外国人の著者が、日本人の変な英語をコミカルかつ的確に指摘していていきます。外国人の感覚と日本人の感覚を、とてつもなく深く理解した著者だからこそ書ける、英語学習の古典。なんとなく理解できていなかったことが、ネイティブの視点とともに「そうだったのか!」と何度も頷いてしまいます。英語を学習するまえに、最も早く読みたかった一冊です。

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ
Hiroyuki Hal Shibata
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 6193

僕の人生を凄い勢いで良い方向に導いてくれたHiroyuki Hal Shibataさんによる著書です。僕が2010年で最もインスピレーションを受けた人を3人挙げよと言われたら、間違いなくHALさんを挙げます。海外に居る僕はこの最近発売されたこの書籍をまだ読めていませんが、原稿の元となっているブログ記事は全て読み、実践、応用しています。なので内容が本当に素晴らしいものであると言い切れます。従来の書籍と明らかに違うのは、現代的な方法をスマートに駆使している点でしょう。それはまさに、現代の英語学習セオリーと呼ぶに相応しい内容です。

原稿の元となったHALさんのブログはこちらです:
The Wisdom of Crowds – JP/20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ


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日本の英語教育について思うこと

僕は中学卒業後に日本の一般的な高校に入学しました。
1年後、高校を自主退学して5年制の高等専門学校に入学しました。
5年後、高専を卒業してカルフォルニアの大学に編入学しました。

そんなわけで僕は二つの高校の英語教育を体感しています。
また高専は短大卒の資格を取れる教育機関でもあるので、
僕は日本と海外の大学教育を受けた人間でもあります。

これらの少し特殊な経験を元に、日本の英語教育に関して思うことを書きたいと思います。

ネイティブが教えない第二言語教育

日本の教育機関では非ネイティブの方が他国語を教えているのに対して、海外の教育機関ではネイティブの講師が母国の言語を教えるのが一般的です。確かに第二言語をマスターしたプロから教わることは沢山あります。ただ、どうしても第二言語習得者とネイティブの間には大きな壁があります。この壁を越えて学習者の能力を引き伸ばせるのはネイティブ教師に勝敗があがると思うのです。よって「第二言語を教えるプロ」と「母国語を教えるプロ」の比率をもう少し考えた方がいいのではと感じています。

英語を喋るのがダサイ雰囲気

高校でも高専でも、正しい発音で綺麗な英語を喋ると変な目で見られる雰囲気が漂っていました。環境というのは大きな学習要因の一つです。正しい発音をして笑われるような環境で、誰が英語を喋りたいと思うでしょうか。最近は多くの教育機関でクラスで扱う言語自体を英語化したり、校舎内で喋る言語を英語化したりする試みが積極的に取り込まれているようです。個人的には「英語を喋れなければ生き残れない」クラス環境が丁度いいと思います。

英語学習の目的がテスト

高校では英語学習の目的が大学入試で、高専では英語学習の目的が定期試験のためにありました。本来、英語学習の目的は「英語を使って交流・学習すること」のはずですが、日本の教育機関では英語学習の目的が「テストの点数を取るため」になってしまっています。結果、英語学習のために英語を学習するという本末転倒な状態です。試験のために学んだ英語が実践で有効に使えるかと問われると、かなり疑問です。少なくとも、より有効なテスト方式や本来の学習目的を示しながら行う教育方法が、日本にはもっと必要なのではないかと思います。


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僕が2年間半以上貫いてきた英語リーディング学習法

Early Learner

方法はとてもシンプル、

最も興味のある英語書籍を読んで、読んで、読みまくる

それだけです。

小手先のテクニックなんかより、知りたいという情熱が圧倒的に勝る

例えば「1億円を1日以内に稼ぐ方法」が英語でだけ知ることが出来るとしたらどうでしょうか。英語が分からなかろうと何だろうと、多くの人は必死になって読むはずです。その何が何でも知りたいという気持ちが、リーディングには最も重要です。それさえあれば他に何も必要ないと言っても過言ではありません。

テクニックを学ぶことをやめて、自分が最も読みたい情報が書かれている英語書籍を探すことに専念しましょう。ジャンルは何でも構いません。自分の趣味でも、専門分野に関する本でも、心から読みたいと思える本が1冊以上、世界には存在しているはずです。心の底から本当に読みたい内容であれば、必死に調べて、辞書を引いて、理解するまで何度でも読み返すことが出来ます。

心の底から知りたい!という想いから調べて意味を知った英単語は、一生忘れないでしょう。対照的に、テスト勉強のために覚えなければと感じながら調べた英単語は、テストの翌日には綺麗サッパリ忘れているのではないでしょうか。

また、知りたい!という情熱は尽きることがありません。その情熱を頼りにすれば、いくらでも本を読み続けることが出来ます。継続は力なりです。寝る暇も惜しんで読みたくなるような内容であれば、読書時間をマネジメントする必要すらありません。多少内容が分からなくても全く問題ありません。細かいことは気にせず、興味の赴くままに読んでみましょう。

背景知識が理解を助ける

僕は主にビジネスとデザイン系の英語書籍を読みます。僕の興味が集中している分野だからです。僕はこの二つの分野に関する本はかなりスムーズに読むことが出来ます。それは多少英語表現に分からない部分があっても、知識背景が理解を助けてくれるからです。

自分が深い興味を持っている分野の英語書籍と言うのは、興味の無い分野に関する英語書籍より数倍読みのは確かです。出所までは覚えていませんが、米国のリサーチでそれを裏付ける研究結果もあったように思います。

加えて、興味のある分野を読み続けていくと、より理解が容易になっていきます。ある特定の分野ではおのずと利用される表現が限定されてくるので、同じ分野の本ばかり読んでいると自然とパターンで捉えることが出来るようになるためです。

もはや英語学習では無くなる

この方法は「英語を学ぶ」→「英語で学ぶ」という従来のステップを無視して、「英語を学ぶ」+「英語で学ぶ」という感じで一石二鳥にしたものです。最終的に「英語で学ぶ」がメインになり、「英語を学ぶ」は二の次になります。

英語学習に留まらず、何かで1から10に行きたい時、123・・・8910とやっていては遅すぎます。まず10に挑戦するべきです。10が駄目なら、9へ。9が駄目なら8へ。そんなことを繰り返しているうちに、12345辺りのステップなんていつの間にか終えていたりします。

僕は読めなかろうと何だろうと、最も興味のある英語書籍だけ読み続けてきました。最初はあまり読めませんでしたが、知りたいという情熱が勝って自然と読めるようになっていきました。英語のリーディングは、興味の赴くままに、ハングリー精神でいきましょう。


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日本で一番参考になるオンライン大学に関する資料<完結編>

<1. イントロダクション>

オンライン大学は、世界の教育機関の主流になる可能性を強く秘めています。

僕は大真面目にこの記事を書いています。
日本へ力強く伝える必要があると感じているトピックだからです。
オンライン大学は日本の教育システムすら一気に変えてしまう可能性があります。

そしてこの記事のタイトルは「日本で一番参考になるオンライン大学に関する資料作成」です。これだけ重要なトピックなのに、オンライン大学に関する資料が日本語WEBサイトには明らかに不足しています。そこで、文字通り僕がこれから数週間に渡ってオンライン大学に関する資料をまとめていきたいと考えています。(皆さんのレスポンス・情報提供・感想等もコメント欄・twitterにてお待ちしております。)

さて、僕はブログ開設当初に、オンライン化が進む米国の大学講義/DISTANCE LEARNINGの現状という記事で、

世界的なオンラインコースの定着化は、日本人がアメリカの大学・大学院で学ぶ割合を飛躍的に高める可能性があります。

と書きましたが、世界のビル・ゲイツ氏は公式の場でこう述べています。

「5年以内に、最高の教育は大学でではなく、オンライン上において無料で提供されるだろう」
via http://jp.techcrunch.com/archives/20100806bill-gates-education/

皆さんもご存知の通り、ビル・ゲイツ氏は勤勉家として有名です。常に最新の情報を取り入れ続け、新しい事柄を学習し続けています。またマイクロソフトのトップという彼のポジションには、世界の重要な情報が集中的に集まってくるはずです。世界の最高峰の頭脳・情報資源・学習意欲を持つ氏が、公式の場で確信の持てない発言をするとは考えられません。

とても重要なので、もう一度読みましょう。

「5年以内に、最高の教育は大学でではなく、オンライン上において無料で提供されるだろう」

ビルゲイツ氏は「5年以内」+「無料」と言い切っています。将来という遠い響きの言葉ではなく、2015年にはオンライン教育がもたらす恩恵が最大限に発揮されると断言しているのです。

この一文によってその重要性に気付くことは出来ます。しかし、僕はこの流れに対して具体的な個人向け対策が示されている文章を日本語で読んだことがありません。その指針となる資料を作成することが、今回の記事執筆の目的です。

<2. 日本語によるオンライン大学に関する情報収集>

1.   オンライン大学とは何か

オンライン大学とは文字通りインターネットを利用して単位を履修することが可能な大学です。主に以下の3つに分類出来ます。

【1】すべての授業をインターネット授業でおこなえる通信課程大学
【2】(一部を)インターネット授業でおこなう通信課程を併設する大学
【3】インターネット授業でおこなう通学課程の大学
via インターネット大学

そしてオンライン大学に含めるかがグレーゾーンとなっている、
<【4】フリーで提供されているオンラインコース>があります。

*そして今回の記事で主に触れるのは【1】と【4】です。

2.   現在、日本ではどのようなオンライン大学がメジャーなのか

色々と日本のオンライン大学について調べましたが、下記の5つ辺りがメジャーなようです。(他に<【1】すべての授業をインターネット授業でおこなえる通信課程大学>で有名な大学がありましたら、twitter/@rami2929か、ブログのコメント欄にて教えて頂けると嬉しいです。)

通信制eラーニングで学ぶオンライン大学、ビジネスブレークスルー大学(略称:BBT大学、BBTU)。

MBA(経営管理修士)取得が可能な、日本初の遠隔教育(インターネットや衛星放送)方式による専門職大学院。インターネット環境があれば国内・海外問わず学習でき、修了時にはMBAを取得できます。大前研一学長。

サイバー大学は、日本では初となるすべての授業にインターネットを活用したオンデマンド方式の株式会社運営の4年制、eラーニング型の大学です。世界的に見ると、アメリカのフェニックス大学や韓国のソウル・デジタルユニバーシティなど、オンラインを使った大学教育は広がってきています。私も、6年ほど前から、遠隔地授業の取り組みからインターネット授業を行ってきましたが、学生の出席率はほぼ100%で、学生達からの意見や質問がたくさん来るようになって、インターネットの効果を実感しています。via サイバー大学/設立主旨

通信による教育大学通信教育)を行う生涯学習学部生涯学習学科(家庭教育専攻人間開発教育専攻の2つの履修区分)のみをおき、生涯学習を指向している。卒業に必要な面接授業スクーリング)のすべてを、インターネットを通じたメディア授業の形態で受けることができ、日本で初めての本格的なeラーニング大学といわれている。生涯学習学科の家庭教育専攻は、日本で唯一、家庭内で保護者に何を伝え、何を学ばせるかについて学習できる専攻であり、生涯学習学科の人間開発教育専攻は、家庭教育や学校教育に連携する形での社会全体からの生涯学習の支援について学習できる専攻である。

大学間の共同研究として、ワイド大学(WIDE University, School of Internet: (SOI))が設けられている。ワイド大学は、教育を行う大学として正規のものではないが、1997年以来、慶應義塾大学湘南・藤沢キャンパス (SFC) の教授・村井純などが中心となって、オンライン授業、アーカイブ構築、リアルタイム中継実験など、インターネット上における大学教育についてさまざまな実験的取り組みがなされている。なお、「実験」であるため、受講に際しての料金は、2005年4月現在、必要とされていない。via インターネット大学

*追記

興味のある1科目から大学卒業資格まで約9万人が学んでいる通信制大学。全300科目の放送授業や全国57ヶ所の学習センター等での面接授業で生涯学習やスキルアップ。

3.   ビジネスブレークスルー大学・大学院の力の入れ方が特に凄い

調べながら感じていたことですが、ビジネスブレークスルー大学に関する情報はWEB上に溢れていました。大学側の力の入れようが伝わってきます。以下、参考になるであろうリンクをリストしておきます。

下記はビジネスサテライトでビジネス・ブレークスルー大学が取り上げられた際の動画です。著作権的に問題があると指摘を受けた際には即刻引用を削除しますが、 紹介するべきだと思うので現時点では引用しておきます。

4.   日本語によるオンライン大学のリスト

ひげぽん OSとか作っちゃうかMona-さんのサイトによるオンライン大学のまとめ記事が非常に参考になります。こちらのリストでは主に【4】フリーで提供されているオンラインコースがまとまって紹介されています。以下、リストを引用させて頂きます。

大学 公開形式 講義の例
MIT 動画講義資料 East Asia in the WorldJapan in the Age of the Samurai
東京大学 動画講義資料 労働法行政学情報記号論、コミュニケーションシステム進化生態情報学
School On the Internet(WIDE)日本語 動画講義資料、課題提出、履修 情報インターネット時代のセキュリティ管理、インターネット進化と可能性
慶応SFC Global Campus 動画講義資料 地方自治論、持続可能システム論、国民国家ナショナリズム環境保全計画論
Apple – Education – iTunes U 動画 Innovation Design,Computer ScienceEngineering Colloquia
VideoLectures – exchange ideas & share knowledge 動画 Basics of probability and statistics、Machine Learning, Probability and Graphical Models
信州大学大学院工学系研究科情報工学 講義資料 Linux入門、optimization
東京大学大学院情報学環-iiionline 動画講義資料 学際情報学概論I
奈良先端科学技術大学院大学 電子図書館 動画 コンピュータグラフィックスにおける物理シミュレーション
京都大学 動画 電子回路デモ実験1
東京工業大学 講義資料 電磁場古典論、基礎物理学実験
早稲田大学 動画など 統計学入門、 くずし字を学ぶ、経営技術情報基礎演習、中世ルネサンスラテン語講読、古代和歌
大阪大学 講義資料 西洋美術史アナログ集積回路設計Theory in Materials Science
九州大学 動画など 情報処理演習I、数値解析、並列アルゴリズム
慶応義塾大学 動画講義ノート 電気回路理論情報工学日本経済
スタンフォード大学 動画講義ノート Programming Abstractions、 NaturalLanguage Processing、 Convex Optimization
北海道大学 動画講義資料 知財法、新世代知的財産法政策学
UC Berkeley@YouTube 動画 Structural Aspects of Biomaterials、Integrative Biology 131
北海道大学 MOSIR Project 動画 地球惑星科学宇宙科学

<引用終了>参考URL: http://d.hatena.ne.jp/higepon/20080929/1222686239

<3. 英語によるオンライン大学に関する情報収集>

1. オンライン大学の効果に関するリサーチ結果

The US Dept of Education just released a report [PDF] on the effectiveness of online education.  Abstractより引用:

A systematic search of the research literature from 1996 through July 2008 identified more than a thousand empirical studies of online learning. Analysts screened these studies to find those that (a) contrasted an online to a face-to-face condition, (b) measured student learning outcomes, (c) used a rigorous research design, and (d) provided adequate information to calculate an effect size. As a result of this screening, 51 independent effects were identified that could be subjected to meta-analysis. The meta-analysis found that, on average, students in online learning conditions performed better than those receiving face-to-face instruction. (以下省略)

Online University & Distance Learning F.A.Q’sより引用:

Question: Is distance learning an effective method of obtaining an education?

Answer: Research was done at Colorado State University to conduct a study whether or not the delivery method had an effect on a student’s learning process. The study used the same professors and course material for the campus based and distance learning students. The results concluded that there were no significant differences in the delivery methods proving that a distance learning program can be just as effective as a traditional way of learning.

これらのリサーチはオンライン大学の方が優れていると指摘するものではありません。ただ少なからず、生徒が大学で学習することが出来る同等の内容、あるいはそれ以上の内容を効果的に学ぶことが出来るという研究結果です。上記に二つだけ研究結果を示しましたが、こうしたオンライン大学に関する前向きなリサーチ結果は数多く報告されています。

2. オンライン大学のメリット

Online Education Factというホームページの “What are the advantages of applying for a distance learning course?” (オンライン大学に申し込むメリットは何か?) という質問に対する回答がまとまっていたのでご紹介します。

There are many significant advantages of applying in a distance learning course; some of them are given below:

Ease and Mobility (気軽さと移動性)

Courses are accessible on your schedule
No physical attendance
Learning is based on your pace ( fast or slow its your choice)
You’re unbound by time – courses are available 24/7
You’re unbound by place – study at home, work, or on the road
Read materials online or download them for reading later
Best for disabled who face mobility problems, they can easily log on to study           online

以下、意訳です。

→各コースはスケジュールに合わせてアクセス可能
→物理的な出席が必要ない
→学習ペースは自分次第
→時間に拘束されない(24時間いつでも学習可能)
→場所に拘束されない(自宅・仕事場・道端、どこでも学習可能)
→教材をオンラインで読める、あるいはダウンロードして後で読める
→ 障害を持つ人にはベスト/特に大学までの移動に問題を抱えている人にとっては最適

Cost and Selection (費用と選択)

Choice of wide range of courses to meet your needs
Degree, Vocational and Certificate programs
Continuing Education
Individual courses
Wide range of fee structures to fit your budget
Zoology to Arts, you can do it all online without burdening on your budget. Flexibility

以下、意訳です。

→個人の需要に適う幅広い選択肢
→学位、職業補助、そして卒業証明となるプログラム
→学習の継続
→各個のコース
→予算に合わせて選択できる幅広い授業料の選択肢
→動物学からアートまで、予算の心配をすることなく全てオンラインで出来てしまうという柔軟性

3. オンライン大学のデメリット

以下、主なデメリットとして紹介されているものを書きます:

【1】One major drawback in online education is the lack of technical skills required to pursue an online degree.
(オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる)
【2】Secondly, the most important thing required to student online is a computer and internet connection.
(インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる)
【3】The cost of an online degree is not always very low as thought by students.
(オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある)
via Disadvantages of Online Education

【4】 Time Taken to Complete Courses(コース修了にかかる時間)
【5】Illegitimate Qualifications(法的に認められない場合がある資格)
【6】Scams(詐欺まがいなオンライン大学の存在 )
via  The Disadvantages of an Online University

以下、意訳です。

【1】オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる
【2】インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる
【3】オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある

【4】コース修了には時間がかかる
【5】法的に認められない資格もある
【6】詐欺まがいなオンライン大学が存在する

<4. オンライン大学レビュー>

BBT大学(ビジネス・ブレークスルー大学)に通っている学生の方から、リアルタイムなBBT大学のレビューを頂きましたので紹介させて頂きます。

100%オンラインという新しいシステムを備えた大学に通っている学生の方から、実際に今受講しながら感じている生の感想を直接聞く機会というのは中々ありません。BBT大学は新しい大学でもあるので、今後このレビューが貴重な体験談として活用されていくことを願っています。

@kawanoue_kさん>による大学レビュー

【1】大学名

ビジネス・ブレークスルー大学経営学部ITソリューション科

【2】志望動機

OSS(オープンソースソフトウェア)が学べ、実務家の方から経営についても学べる点。さらに、社会人が多いこともあり人的ネットワークを構築できると考えたため。

【3】メリット

オンラインであるため、物理的な移動がなく継続的に学べる点。通常の大学では実務家の方から直接学ぶことは難しいが、オンラインでは講師の方の都合にあわせ収録などができるため、より現場を知っている実務家に学ぶことができる。
年齢や職業のバックグラウンドの多様性があり、さまざまな観点からの意見を聞き、意見交換を行うことで自分自身の視野が拡がる。

【4】デメリット

通常の大学に比べ、タイムマネジメントを含むより高い自己管理能力が求められる点。東京や大阪以外の地域では学生が孤立してしまい、モチベーションの維持が難しい。

【5】皆さんへ一言

日本において、オンライン大学という学びのスタイルはまだまだ浸透していません。仕事を持ったら学びをやめてしまうのではなく、常に学び続けることが重要だと考えています。それが日本人の世界においての競争力を高め、このグローバル社会を生き抜く武器になると思います。オンライン大学はそういった向上心の高い方にとって適した学びのスタイルだと思います。

@uk_pinさん>さんによる大学レビュー

【大学名】

ビジネスブレークスルー大学 経営学部

【志望動機】

地方勤務の為、スクーリングなしで経営学を学べるから。
大前学長を始め、講師陣が魅力的だった為。

【メリット】

・全講義オンライン
・実際のビジネスに生かせる
・講義以外にも様々な事を学べる

・全講義オンライン
文字通り100%オンラインで受講できる為、場所を問わず学ぶ事ができます。iphone、iPad向けのアプリも提供されている為、電車やバスの移動など隙間時間を有効に活用する事もできます。

・実際のビジネスに生かせる
ロジカルシンキング、マーケティング、競争戦略、リーダーシップなど、実践的なスキルを身につける事ができます。実際のビジネスで活用後フィードバックをし生徒同士で意見交換する事もあります。

・講義以外にも様々な事を学べる
経営者、留学生、自衛隊、会計士、医者、公務員等、多彩なバックグラウンドの生徒が集まっている為、様々な立場から意見交換する事で知識をつける事ができます。

【デメリット】

・自己管理が大変
・それなりのネット環境(ITリテラシー含む)が必要
・リアルとネットの温度差

・自己管理が大変
講義の流れは大まかに、講義受講->アウトプット->ディスカッション なのですが、
講義量が多く (2010年10月の講義時間は、1週間でおよそ14時間 (約1時間×週3日×4講義+約2時間の講義 (必修科目のみ))) それぞれアウトプットが必要です。
アウトプットのクオリティは生徒に委ねられますが、質の高いものを出そうとするとそれなりに時間がかかり、他生徒の投稿を閲覧し、意見交換するにも時間がかかるので、自己管理、時間管理が非常に大切になってきます。

・それなりのネット環境(ITリテラシー含む)が必要
講義は全て動画配信で行われる為、海外出張や旅行先でネット環境がよくない場合、受講できない事があります。コンテンツの容量を下げる、または事前にダウンロードできるようにするなどの対策が必要ではと感じています。また必然的にPCを使用する為、Officeの経験、情報収集速度、タイピング速度などもある程度必要です。

・リアル(東京)とネット(地方)の温度差
勉強会、セミナー、イベントなどは東京で開催される事が多く、地方の学生は参加できない事もあります。UsteamとTwitterの連携などで徐々に改善されていますが、まだまだ地方との温度差はあり、今後の課題です。

【皆さんへ一言】

常に時間管理、スケジュール調整に追われていますが、その分濃密で有意義な時間を過ごせていると思います。積極的に行動できる方は入学を検討してみてはいかがでしょうか。

*追記
@JohnSMaseさん>さんによる大学レビュー

【大学名】

ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部グローバル経営学科(第一期生)
(神戸大学 経済学部卒(2010年)

【志望動機】

経営者に必要な知識・能力をいち早く身につけ、それを学生間でのディスカッションや授業の課題で鍛え、夢である「愉快なる理想工場の建設」の実現する力を付けるためです。BBT大学は日本を代表する戦略コンサルタントや経営者の方々から夢の実現のために必要な知識・技術を学ぶことが出来、またそのような素晴らしい講義をネット環境さえあればどこでも・いつでも受けることが出来るためキャリアとの両立が可能なこともも魅力的でした。

また、前の大学に在学中にBBTの単科プログラムである「問題解決能力・基礎」受講していたためオンライン上で繰り広げられる議論の幅の広さ、深さを知っていたことも入学の決め手になりました。

【メリット】

・経済・経営分野では間違いなく日本最高の教授陣から学ぶことが出来ること

・同級生の活発な議論

・年齢も職業も違う同級生とのオンライン・オフラインでの交流(勉強以外でも)

・真にいつでも・どこでも学べる環境

・授業のスピードを自由に変えることが出来るため、時間を有効に活用できること

【デメリット】

・自己管理が求められ、一度脱落してしまうとなかなか戻ってきにくいこと

・都市圏と地方の格差

→東京都市圏や大阪ではリアルでも学生同士の交流がありますが、やはり地方では学生の数が少ないため難しいようです。

・ディスカッションに時間差が生じてしまうこと

→オンラインでのディスカッションになるため、どうしても時間差が生じてしまいディスカッションが続かないこともあります。

【皆さんへ一言】

私がBBT大学に入って感じたことは、「学ぶこと」がこんなに楽しかったのか!ということです。この大学には高校から周囲に流されて入ってきた人はいません。みんなが強い意志と夢を持って入学し、日々勉強しています。オンラインの大学であるため、基本的に誰からも監視は受けませんし誰からも勉強を強要されません。

しかし、そんな中でもBBT大学の学生は睡眠時間を削り、遊ぶ時間を削って勉強しています。そんな仲間とともに日々ネットを通じて勉強し、議論できることがBBT大学最大の魅力だと思います。

*追記
<Akira>さんによる大学レビュー

【大学名】

BBTU (Business Breakthrough University),  Global Management Course

【志望動機】

This is a brand new, so is the first 100% on-line university in Japan.  The reason I choose to enroll and study at this school are:1.  The founder Kenichi Omae’s ( who is globally renowned economic guru) ourt-of-the-box approach to the teaching, therefore “breakthrough” University.  The school’s motto is that “The school that doesn’t teach.” But to train and ready students to this ever changing and evolving today’s global market place where the answers from the old world are not the answers any more. This is quite a departure from Japan’s traditional educational approach that is one-way transfer of “existing” knowledge and its’ answers. and its memorization.2.  It is because the school is 100% on-line, so that I, who resided then in the United States can enroll.a

【メリット】

The merit of being a student and taking a part in an online university is huge.Top is the generation (age) spread between student, hence in the online university is something impossible to do in a traditional school environment.There are no other place, not limited to school, like this where people from all age groups,— for example in our school from 18 yeas old to 62 years old,,— participate actively in a discussion, project, tasks in real time and try to solve the problem, or find a possible best answer.The benefit for younger generations to mingle with socially experienced older generations are one… but in my view, the reverse, the benefit of the chance to mingle with the younger generations for the older generations out weight the other.  Because, there is no other place where the older generation can mix and compete, in some cases, in zero-base with the younger generations, more precisely, a birthing tomorrow.

【デメリット】

Due to the nature of being online, a student have to make an extra effort to meet in person.  But because of new technology, such as twitter, Facebook, Skype and other SNS services and technologies, this is much more easier than previous online university environment.

@kawanoue_kさん、@uk_pinさん、@JohnSMaseさん、Akiraさん、お忙しい中でのご協力本当に有難うございました。非常に具体的なレビュー内容で参考になりました。心より感謝申し上げます。

<5. オンライン大学のメリット・デメリットまとめ>

【時間】/メリット

自分で学習ペースを決めることが出来る時間的自由

  • 授業のスピードを自由に変えることが出来るため、時間を有効に活用できること
  • iphone、iPad向けのアプリも提供されている為、電車やバスの移動など隙間時間を有効に活用する事もできます。(BBT大学レビューより)
  • 24時間いつでも学習可能

【場所】/メリット

どこからでも学習可能な物理的自由

  • 全講義オンライン/物理的な移動がなく継続的に学べる点。
  • 場所に拘束されない(自宅・仕事場・道端、どこでも学習可能)
  • 障害を持つ人にはベスト/特に大学までの移動に問題を抱えている人には最適

【人】/メリット

多種多様な生徒との交流

  • 同級生の活発な議論
  • 年齢も職業も違う同級生とのオンライン・オフラインでの交流(勉強以外でも)
  • 講義内容を実際のビジネスで活用後フィードバックをし生徒同士で意見交換する事もあります。 (BBT大学レビューより)
  • 経営者、留学生、自衛隊、会計士、医者、公務員等、多彩なバックグラウンドの生徒が集まっている為、様々な立場から意見交換する事で知識をつける事ができます。 (BBT大学レビューより)
  • 年齢や職業のバックグラウンドの多様性があり、さまざまな観点からの意見を聞き、意見交換を行うことで自分自身の視野が拡がる。

【内容】/メリット

幅広く、深い授業内容

  • 通常の大学では実務家の方から直接学ぶことは難しいが、オンラインでは講師の方の都合にあわせ収録などができるため、より現場を知っている実務家に学ぶことができる。
  • 教材をオンラインで読める、あるいはダウンロードして後で読める
  • 個人の需要に適う幅広い選択肢
  • 学位、職業補助、そして卒業証明となるプログラム
  • 予算に合わせて選択できる幅広い授業料の選択肢

【時間】/デメリット

高いタイムマネジメント能力が要求される

  • 通常の大学に比べ、タイムマネジメントを含むより高い自己管理能力が求められる点。
  • 講義の流れは大まかに、講義受講->アウトプット->ディスカッション なのですが、
  • 講義量が多く (2010年10月の講義時間は、1週間でおよそ14時間 (約1時間×週3日×4講義+約2時間の講義 (必修科目のみ))) それぞれアウトプットが必要です。
  • アウトプットのクオリティは生徒に委ねられますが、質の高いものを出そうとするとそれなりに時間がかかり、他生徒の投稿を閲覧し、意見交換するにも時間がかかるので、自己管理、時間管理が非常に大切になってきます。

【場所】/デメリット

都心←→郊外の温度差

  • 東京や大阪以外の地域では学生が孤立してしまい、モチベーションの維持が難しい。
  • リアル(東京)とネット(地方)の温度差
  • 勉強会、セミナー、イベントなどは東京で開催される事が多く、地方の学生は参加できない事もあります。UsteamとTwitterの連携などで徐々に改善されていますが、まだまだ地方との温度差はあり、今後の課題です。
  • 東京都市圏や大阪ではリアルでも学生同士の交流がありますが、やはり地方では学生の数が少ないため難しいようです。

【人】/デメリット

*特に目立った【人】に関するデメリットは挙がってきませんでした。あえて挙げるとすれば、オンライン大学では直接人と会う機会が少ないという点でしょう。ただし【人/メリット】で紹介したようにオンライン上での学生間の交流が非常に活発に行われていたり、開催されるイベント等で交流を十分に図ることが可能なので、その点は大した問題になっていないようです。

【内容】/デメリット

最低限のオンライン環境・ITリテラシーが要求される

  • オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる
  • インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる
  • オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある
  • 法的に認められない資格もある
  • 詐欺まがいなオンライン大学が存在する
  • それなりのネット環境(ITリテラシー含む)が必要
  • リアルとネットの温度差
  • 講義は全て動画配信で行われる為、海外出張や旅行先でネット環境がよくない場合、受講できない事があります。コンテンツの容量を下げる、または事前にダウンロードできるようにするなどの対策が必要ではと感じています。また必然的にPCを使用する為、Officeの経験、情報収集速度、タイピング速度などもある程度必要です。
  • ディスカッションに時間差が生じてしまうこと→オンラインでのディスカッションになるため、どうしても時間差が生じてしまいディスカッションが続かないこともあります。

<6. 今後の流れ予想>

1. 数年以内にオンラインは無料の大学講義で溢れかえる

これは既に起こっていることですが、iUnivAcademic EarthiTunes Uのようなサイトがオンライン上の優れたコースを収集し続けています。これら無料のコースの中には、世界を代表する名門校のコースも数多く含まれていて、その規模は常に拡大し続けています。言語を問わず、オンラインで無料受講できないコースはないという位にまですぐに到達すると思います。

2. 数年以内に単位を取得できるオンライン大学が日本に浸透する

BBT大学を始め、日本でも単位取得型のオンライン大学は浸透し始めています。やはり現状として、就職やキャリア形成に大学卒・大学院卒という資格は未だに大きな割合を占めるという事実があるので、お金を払ってオンライン大学で単位を取得するスタイルはしばらく根付くと思います。特に、社会人の方達が働きながらオンライン大学を受講するというスタイルが加速度的に普及していくでしょう。

3. 英語学習の需要がさらに高まる

日本のオンライン大学が普及していくとはいえ、無料・有料問わず質の高い講義コンテンツは英語の方が豊富であることに変わりはありません。また、物理的・金銭的な制限を越えて誰もが学びたいことを学べる環境が整った時、学習対象は当然ながら世界トップレベルの大学講義へと集中するでしょう。そうなると英語は必須となります。英語が使えなければ、学習内容に大幅な差が出る時代が間近に迫っています。

4. 無料オンライン講義のためのWEBサービス、あるいはコミニティが形成される

現在のオンライン無料講義の問題点として、どのように授業を「探し」→「カリキュラム化」→「時間割化」→「学ぶ」するのかという工程が全く無視されていることが挙げられます。様々な授業を探すのは比較的簡単なのですが、ある分野を体系的に学ぶためにはまとまった授業選択の体系が必要であり、それらをスケジュールに落として効率よく学んでいくというプロセスは各個人に任されています。

おそらくこれから無料オンライン講義が増えるに従って、まるで有料のオンライン大学のように体系的に学ぶことが出来るシステムをサービス化したWEBだったり、「~を無料で学びたい人」が集まって講義内容をまとめたりするコミニティが形成されて、より無料講義による学習が容易になっていくと思います。(個人的に上記のWEBサービスを作ったらヒットすると思うので、技術者の方は作ってみてはいかがでしょうか。)

5. オンライン大学の最終形態が世界に普及し始める

Bill Gate氏が多額の資金を寄与している「University of the People」という大学があります。

University of the People(UoPeople、ユニバーシティー・オブ・ザ・ピープル)は、地球上のあらゆる貧困地域、遠隔地域と高等教育機会をつなぎ、高等教育の普及による世界のよりよいコミュニティ生成を目指す、世界最初の学費無料をめざすオンライン大学である。

これがおそらくオンライン大学の最終形態です。University of the Peopleでは、単に無料講義を集めるだけでもなく、お金を払ってオンラインで単位を取得するわけでもなく、無料でカリキュラムの整った質の高い大学講義を提供しています。この取り組みが成功すれば、文字通り無料の大学が世界に普及していくことになるでしょう。


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日本で一番参考になるオンライン大学に関する資料作成<【4】オンライン大学のメリット・デメリット>

【時間】/メリット

自分で学習ペースを決めることが出来る時間的自由

  • 授業のスピードを自由に変えることが出来るため、時間を有効に活用できること
  • iphone、iPad向けのアプリも提供されている為、電車やバスの移動など隙間時間を有効に活用する事もできます。(BBT大学レビューより)
  • 24時間いつでも学習可能

【場所】/メリット

どこからでも学習可能な物理的自由

  • 全講義オンライン/物理的な移動がなく継続的に学べる点。
  • 場所に拘束されない(自宅・仕事場・道端、どこでも学習可能)
  • 障害を持つ人にはベスト/特に大学までの移動に問題を抱えている人には最適

【人】/メリット

多種多様な生徒との交流

  • 同級生の活発な議論
  • 年齢も職業も違う同級生とのオンライン・オフラインでの交流(勉強以外でも)
  • 講義内容を実際のビジネスで活用後フィードバックをし生徒同士で意見交換する事もあります。 (BBT大学レビューより)
  • 経営者、留学生、自衛隊、会計士、医者、公務員等、多彩なバックグラウンドの生徒が集まっている為、様々な立場から意見交換する事で知識をつける事ができます。 (BBT大学レビューより)
  • 年齢や職業のバックグラウンドの多様性があり、さまざまな観点からの意見を聞き、意見交換を行うことで自分自身の視野が拡がる。

【内容】/メリット

幅広く、深い授業内容

  • 通常の大学では実務家の方から直接学ぶことは難しいが、オンラインでは講師の方の都合にあわせ収録などができるため、より現場を知っている実務家に学ぶことができる。
  • 教材をオンラインで読める、あるいはダウンロードして後で読める
  • 個人の需要に適う幅広い選択肢
  • 学位、職業補助、そして卒業証明となるプログラム
  • 予算に合わせて選択できる幅広い授業料の選択肢

【時間】/デメリット

高いタイムマネジメント能力が要求される

  • 通常の大学に比べ、タイムマネジメントを含むより高い自己管理能力が求められる点。
  • 講義の流れは大まかに、講義受講->アウトプット->ディスカッション なのですが、
  • 講義量が多く (2010年10月の講義時間は、1週間でおよそ14時間 (約1時間×週3日×4講義+約2時間の講義 (必修科目のみ))) それぞれアウトプットが必要です。
  • アウトプットのクオリティは生徒に委ねられますが、質の高いものを出そうとするとそれなりに時間がかかり、他生徒の投稿を閲覧し、意見交換するにも時間がかかるので、自己管理、時間管理が非常に大切になってきます。

【場所】/デメリット

都心←→郊外の温度差

  • 東京や大阪以外の地域では学生が孤立してしまい、モチベーションの維持が難しい。
  • リアル(東京)とネット(地方)の温度差
  • 勉強会、セミナー、イベントなどは東京で開催される事が多く、地方の学生は参加できない事もあります。UsteamとTwitterの連携などで徐々に改善されていますが、まだまだ地方との温度差はあり、今後の課題です。
  • 東京都市圏や大阪ではリアルでも学生同士の交流がありますが、やはり地方では学生の数が少ないため難しいようです。

【人】/デメリット

*特に目立った【人】に関するデメリットは挙がってきませんでした。あえて挙げるとすれば、オンライン大学では直接人と会う機会が少ないという点でしょう。ただし【人/メリット】で紹介したようにオンライン上での学生間の交流が非常に活発に行われていたり、開催されるイベント等で交流を十分に図ることが可能なので、その点は大した問題になっていないようです。

【内容】/デメリット

最低限のオンライン環境・ITリテラシーが要求される

  • オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる
  • インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる
  • オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある
  • 法的に認められない資格もある
  • 詐欺まがいなオンライン大学が存在する
  • それなりのネット環境(ITリテラシー含む)が必要
  • リアルとネットの温度差
  • 講義は全て動画配信で行われる為、海外出張や旅行先でネット環境がよくない場合、受講できない事があります。コンテンツの容量を下げる、または事前にダウンロードできるようにするなどの対策が必要ではと感じています。また必然的にPCを使用する為、Officeの経験、情報収集速度、タイピング速度などもある程度必要です。
  • ディスカッションに時間差が生じてしまうこと→オンラインでのディスカッションになるため、どうしても時間差が生じてしまいディスカッションが続かないこともあります。

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シンプルな英語であれ×中国人教授

to be taught.

僕はChen氏の講義からシンプルな英語の威力を体感しました。

英語を第二言語として扱うには、シンプルな英語を使うことが最大の近道です。中国人教授であるChen氏は自らの存在でその事実を示しています。彼は若くして(30代前後)多くのクラスを受け持つ人気講師。中国なまりで英語にくせがありますが、非常にシンプルで明快な英語を多用するために分かりやすいという特徴があります。Chen氏のクラスを受講し始めて数ヶ月が経ちましたが、そのうちに氏が頻繁に利用する英文表現を持っていることに気がつきました。クラスはデザイン系なので、おのずと表現もデザイン的な場面で利用しやすいものです。

そこで数週間ほど、氏の授業を受講で多用される表現をメモした一例が以下です:

  • (1)~ is going to solve the problem
  • (2) It’s getting there
  • (3) Treatment
  • (4) big improvement
  • (5) I want you to ~
  • (6)It’s good idea to ~
  • (7) right direction to go
  • (8) Stands out
  • (9) design strategy
  • (10) make sure~

上記の表現は、Chen氏が毎クラスほとんど使うと言っていいほどの頻度で利用されています。こうした現象は語量の少ない英語を第二言語としている教授に共通して見られるのですが、ここで強調したいのはそれでも彼のクラスが人気だという点です。生徒に人気で、しかも授業が分かりやすいとくれば、教授に求められている要素を十二分に満たしていると言えます。例え授業中に話される英語が非常にシンプルでも、要点を抑えて内容の濃い講義さえ出来れば、米国で立派に教授を務める事さえ出来ます。

Chen氏のシンプルな英語が効果的なのは、徹底的に的を絞った英語表現の選択にあると思います。【デザイン系のクラスに用いる表現】×【講師として物事を教えるのに役立つ表現】となると、かなり的が絞られます。この「目的に合わせて的を絞る」というのが、シンプルな英語を利用するためには必ず必要になります。

そしてChen氏の存在は、英語学習において最も重要な要素を教えてくれます。英語を利用する際には必ず【英語を何に利用したいのか?】を定め、【それにはどのような英語が必要か?】という問いに沿って学習する必要があるという事実です。英語を目標を遂げる為に学ぶ場合には、分野に応じて必要性の高い語を洗い出して、そこから更にシンプルな表現に絞ります。そしてその底辺をマスターすることで土台を作ってしまうことが、最大の近道であり最も効果的な方法なのだと考えています。


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日本で一番参考になるオンライン大学に関する資料作成<【3】英語によるオンライン大学に関する事実収集>

今週はオンライン大学に関する事実を英語で収集します。

1. オンライン大学の効果に関するリサーチ結果

The US Dept of Education just released a report [PDF] on the effectiveness of online education.  Abstractより引用:

A systematic search of the research literature from 1996 through July 2008 identified more than a thousand empirical studies of online learning. Analysts screened these studies to find those that (a) contrasted an online to a face-to-face condition, (b) measured student learning outcomes, (c) used a rigorous research design, and (d) provided adequate information to calculate an effect size. As a result of this screening, 51 independent effects were identified that could be subjected to meta-analysis. The meta-analysis found that, on average, students in online learning conditions performed better than those receiving face-to-face instruction. (以下省略)

Online University & Distance Learning F.A.Q’sより引用:

Question: Is distance learning an effective method of obtaining an education?

Answer: Research was done at Colorado State University to conduct a study whether or not the delivery method had an effect on a student’s learning process. The study used the same professors and course material for the campus based and distance learning students. The results concluded that there were no significant differences in the delivery methods proving that a distance learning program can be just as effective as a traditional way of learning.

これらのリサーチはオンライン大学の方が優れていると指摘するものではありません。ただ少なからず、生徒が大学で学習することが出来る同等の内容、あるいはそれ以上の内容を効果的に学ぶことが出来るという研究結果です。上記に二つだけ研究結果を示しましたが、こうしたオンライン大学に関する前向きなリサーチ結果は数多く報告されています。

2. オンライン大学のメリット

Online Education Factというホームページの “What are the advantages of applying for a distance learning course?” (オンライン大学に申し込むメリットは何か?) という質問に対する回答がまとまっていたのでご紹介します。

There are many significant advantages of applying in a distance learning course; some of them are given below:

Ease and Mobility (気軽さと移動性)

Courses are accessible on your schedule
No physical attendance
Learning is based on your pace ( fast or slow its your choice)
You’re unbound by time – courses are available 24/7
You’re unbound by place – study at home, work, or on the road
Read materials online or download them for reading later
Best for disabled who face mobility problems, they can easily log on to study           online

以下、意訳です。

→各コースはスケジュールに合わせてアクセス可能
→物理的な出席が必要ない
→学習ペースは自分次第
→時間に拘束されない(24時間いつでも学習可能)
→場所に拘束されない(自宅・仕事場・道端、どこでも学習可能)
→教材をオンラインで読める、あるいはダウンロードして後で読める
→ 障害を持つ人にはベスト/特に大学までの移動に問題を抱えている人にとっては最適

Cost and Selection (費用と選択)

Choice of wide range of courses to meet your needs
Degree, Vocational and Certificate programs
Continuing Education
Individual courses
Wide range of fee structures to fit your budget
Zoology to Arts, you can do it all online without burdening on your budget. Flexibility

以下、意訳です。

→個人の需要に適う幅広い選択肢
→学位、職業補助、そして卒業証明となるプログラム
→学習の継続
→各個のコース
→予算に合わせて選択できる幅広い授業料の選択肢
→動物学からアートまで、予算の心配をすることなく全てオンラインで出来てしまうという柔軟性

3. オンライン大学のデメリット

以下、主なデメリットとして紹介されているものを書きます:

【1】One major drawback in online education is the lack of technical skills required to pursue an online degree.
(オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる)
【2】Secondly, the most important thing required to student online is a computer and internet connection.
(インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる)
【3】The cost of an online degree is not always very low as thought by students.
(オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある)
via Disadvantages of Online Education

【4】 Time Taken to Complete Courses(コース修了にかかる時間)
【5】Illegitimate Qualifications(法的に認められない場合がある資格)
【6】Scams(詐欺まがいなオンライン大学の存在 )
via  The Disadvantages of an Online University

以下、意訳です。

【1】オンラインでの学位を取るには技術的なスキルが必要になる
【2】インターネット環境はオンライン生徒にとって非常に重要となる
【3】オンライン大学のコストは一般的な予想よりも高い場合がある

【4】コース修了には時間がかかる
【5】法的に認められない資格もある
【6】詐欺まがいなオンライン大学が存在する

次に、今まで収集した日本語・英語のメリット・デメリットを【時間/場所/人/内容】に分けて分類・統合・整理していきます。