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優秀な移民達が切り開く国際的な可能性


<画像/APRIL 24TH-30TH 2010 “The Economist -32pg”より引用>

“The Economist”という雑誌から、個人的に面白いと感じた記事を紹介します。【The hub nation / Immigration places America at the centre of a web of global networks. So why not make it easier?】はこんなパラグラフから始まります。

IMMIGRANTS benefit America because they study and work hard. That is the standard argument in favor of immigration, and it is correct. Leaving your homeland is a big deal. By definition, it takes get-up-and-go to get up and go, which is why immigrants are abnormally entrepreneurial. But there is another, less obvious benefit of immigration. Because they maintain links with the places they came from, immigrants help America plug into a vast web of global networks.

シンプルに意訳すると「移民は非常に良く学び、良く働くので、アメリカにとって有益だ。それは生半可なことではなく、故に彼等は非常に実行力がある。だが、移民/移住の利益は他にもある。それは彼等がアメリカと母国の架け橋となり、グローバルなネットワークを築き上げるという点である。」という感じでしょうか。

この記事でメインに語らているのは移民がもたらす副次的な利益、つまり世界中にネットワークを作り上げる貴重な移民の役割についてです。それは上記の画像で描かれているように、一つの国に各国の情報・人材・資源などが行き来する架け橋のように機能します。そういった視点から見ると、優秀な移民は両国に利益をもたらし、国際的な発展を促す者として捉えることが出来ます。

そして文中で二人の起業家のユニークなパートナーシップ例が紹介されています。自らを “Peruvian by birth; Texan by choice”と説明するAndres Ruzo氏は、19歳の時にアメリカに移住しました。その後エンジニアリングを学び、北アメリカで起業し、母国である南アメリカに事業を拡大する為にパートナーを探していました。同じ頃、Vladimir Vargas Esquivel氏は南アメリカから北アメリカにIT系の事業拡大を図っていました。ビジネスのパートナーシップにおいて信頼は重要な鍵ですが、加えて二人のルーツは共通しているのでお互いを深く信頼することも出来たそうです。二人は完璧なマッチングだったのです。そして彼等の会社は年間何十億を稼ぐ規模に成長していて、さらに国際的な発展を遂げようとしています。

さらに面白いのが、会社の公用言語は必ず英語であるべきだと力説している点です。彼等はお互いに母国語であるスペイン語で日常会話を交すそうですが、現在10カ国以上にある各社内の言語は英語に統一しているのです。そして、彼等の国際展開するなら社内の使用言語は英語であるべきだという力強い主張は、最近の国際的日系企業の傾向にも通じるところがあります。

記事の最後の方には、シリコンバレーの移民達が紹介されています。University of California, Barkeleyの調査にによれば、シリコンバレーに住む科学者/エンジニア系のChinese・Indian移住民は、50%以上の割合で情報やビジネス機会を母国にシェアしているそうです。シリコンバレーと言えば最先端技術ビジネスの地域です。その恵まれた環境から新鮮で鮮度の高い情報を随時シェアできる国は、そうではない国と比べ、相当なチャンスに恵まれていると言えるはずです。

優秀な移民は両国に国際的な利益をもたらすことが出来る、というのは僕にとって新しい視点でした。頭脳流出という観点から問題視される傾向がある一方で、各国のソフトパワー向上に貢献しているという事実もまた大きいと思います。個人的には英語を用いることでしか達成することの出来ない領域や、移住という選択肢が秘めている可能性について改めて考えさせられる記事でした。


  • 優秀な移民達が切り開く国際的な可能性: <画像/APRIL 24TH-30TH 2010 “The Economist -32pg”より引用> “The Economist”という雑誌から、個人的に面白いと感じた記事を紹介します… http://bit.ly/avL9fR

    疾風

    July 17, 2010

  • 移住/移民には言語的のハンデが伴う一方で、【優秀な移民達が切り開く国際的な可能性】という記事でも紹介したような可能性が秘められています。http://bit.ly/8YLuKY

    ra-mi

    August 1, 2010

  • [...] 海外大学を卒業すると、現地に移住出来る可能性が高まります。と言っても移住はそう簡単に実現出来ることじゃないんですが、少なくとも日本国内の大学を卒業した場合よりも海外大学を卒業した場合の方が可能性が高いことは確かです。移住/移民には言語的のハンデが伴う一方で、優秀な移民達が切り開く国際的な可能性という記事でも紹介したような可能性が秘められています。 [...]

  • ふたつ前のツイートで引用しましたけど、この記事書いた方にcredit返上すべきなので、リツイートします。RT @TopsyRT: 優秀な移民達が切り開く国際的な可能性 http://bit.ly/aSCEEL

    kntr szk

    January 5, 2011

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